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PoWとPoSのハイブリッド型システム

イーサリアムの開発者は今月20日、イーサリアムネットワークのコンセンサスアルゴリズムにおける仕様変更を伴う新規コードの準備が完了したことを明らかにした。

この仕様変更はイーサリアム改善案(EIP1011)の中で提案されているもので、従来のエネルギーに重きを置く、マイニング方法からより環境にやさしい方法へ推移するための長期的な計画だ。現在イーサリアムではネットワーク上でブロックチェーンにブロックを追加する際の承認に「proof-of-work(PoW)」を採用しており、この証明はPoW,つまり働きによる証明、マイニングによる証明であるため、証明するためにより多くのマイニングエネルギーを必要とする。

しかしこの計画では最終的にイーサリアムを特殊なウォレットに保管し、不正を行った場合にはその資産を失うリスクを負う、つまり不正を行えばその価値を下げることになる認証方法「proof-of-stake(PoS)」への移行を目指している。このPoSへの移行計画名はCasperと呼ばれている。

このPoWからPoSへの移行はシステムが異なるため、PoSとPoWを組み合わせたハイブリッド型の新たなシステムを採用し、徐々にPoSへの移行を行うという。しかし、ハイブリッド型のシステムであろうと既存のイーサリウムソフトウェアとの両立は不可能であるため、ハードフォークが必要となる。このハードフォークを前提とした移行であるため実装はまだ先になるのではないかと思われる。

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