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チリで銀行が取引所の口座閉鎖

チリの暗号通貨取引所BUDA・ Orinox・ CryptoMarketの3社は、銀行が取引所の口座を閉鎖したことを受け裁判所に訴訟を申し立てた。

この処置に対してBUDAのギレルモ・トレアルバ共同創始者兼CEOは「暗号通貨業界全体を殺すものだ」と述べた。同取引所では口座が閉鎖されるまで1日約100万ドルの取引があったという。続けて同氏は「チリでは安全な業者を使って暗号通貨を売買することが不可能になり、個人が直接取引を行う5年前の状態に戻ってしまう」と嘆いた。また同国の暗号通貨コミュニティではTwitter上で取引所側を応援し、「世界では新しい技術を進めようとしているのに、チリはそれを後退させた」と今回の銀行側の行動を強く非難した。

しかし銀行側、チリ銀行協会に今回の暗号通貨業界に対する見解を明らかにするよう求めると、口座閉鎖の措置は「各銀行の排他的な権限」と主張し、協会側に銀行と暗号通貨取引所間の問題を解決する責任はないと述べた。

たしかに、暗号通貨に対する規制や取り組みが決まっていない状況かつ暗号通貨による被害が世間を賑わせているとなると、銀行側の暗号通貨に対する不信感も頷けるが、取引所という大きな仲介所をなくして個人間での取引しかできないようになってしまえば、そのほうが収拾もつかずに資金洗浄・脱税・テロ資金などの問題防止からは遠のいてしまうのではないだろうか。

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