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スイス中銀、政府発行の暗号通貨に懸念

スイス国立銀行理事会のアンドレア・メクラー理事は「民間発行の暗号通貨は、中央銀行が発行する法定デジタル通貨(CBDC)よりも優位性がある」として、政府発行のCBDCに対して否定的な考えを述べた。先日中国、イギリスに続きインドが中央銀行によるCBDC発行の検討を正式に発表するなど、世界の動きとしては中央銀行のCBDC発行に積極的に取り組まれている印象だが、スイスでは違う考えのようだ。

同氏は暗号通貨の分散型台帳技術(DLT)の国際送金における透明性やコスト削減などの利点を認めたうえで、分散型暗号通貨は交換媒介、価値の長期保存、価値の物差しといった通貨の機能を持っていないという問題点を指摘し、政府が発行する必要がなく、むしろ金融安定を考えると計り知れないリスクをもたらす可能性があるとして、政府発行のCBDCを否定した。そもそも暗号通貨は非中央集権的で特定の団体、第3者からの影響を受けにくいという特性があるのだが、この中央銀行発行の法定デジタル通貨はどのような価値を持つのだろうか。確かにペーパーレスや取引速度など変わる点もあるだろうが、今回のようにどのような役割を与えられるのかと考え直すとあまり思いつかない。皆さんは政府発行のCBDCをどのように見ているのだろうか。

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