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FSBのG20宛て書簡「仮想資産は現在、世界の金融安定リスクを生まない」

アルゼンチン、ブエノスアイレスで19−20日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議を控えて、金融安定理事会(FSB、Financial Stability Board)は、カーニー議長のG20財務相宛書簡を公表した。強く、持続可能で均衡した成長の目標を強化することを目指すG20におけるFSBの最優先課題は、新しく、新興リスクを確認、判断し、対処するための用心深い監督をしていくことだと主張した。

メンバーの懸念に答え、FSBは速やかに拡大している仮想資産によって生じる金融安定リスクの見直しを行った。初期評価で、仮想資産は現在、世界の金融安定リスクを生まないとした。同時に、仮想資産市場は引き続き速やかに発展しており、仮想資産が著しく広範に使用されるようになるか、もしくは規制された金融システムと相互接続された場合、金融安定を生みかねず、この初期評価が変わる可能性もあると警告した。FSBは仮想資産による金融安定リスクの監督を強化する測定基準を確認し、適切にG20にアップデートしていく方針。

19−20日にアルゼンチン、ブエノスアイレスで開催されている20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、保護主義貿易に加えて、仮想通貨資産で消費者、投資家保護に加え、マネーロンダリング、テロリストへの資金調達などの不正行為を防ぐ規制が主要議題となる。

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