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Mt.GOX事件、警視庁が一年かけてデータ解析

ビットコインが大量に消失されたとされる事件で、警視庁は取引データを一年以上かけて解析。

その結果、取引所Mt.GOXの社長だったマルク・カルプレス氏がシステムを不正操作したとして逮捕した。

昨年3月に経営破綻したマウントゴックス(Mt.GOX)取引所。消失したビットコインは65万BTC(約230億円)ともされ、一躍ビットコインの名を悪い意味で世間に広めた。

この事件から約一年、警視庁はマウントゴックスから任意提出を受けた取引データの解析を進めていた。取引履歴は一日あたり数万件ともされ、担当部署は専用のプログラムなどを開発しながら作業を進めていたようだ。

解析の結果、カルプレス氏が主張していた「ハッカーからの攻撃」などの不正アクセスはほとんど無かったことがわかり、資金の消失は内部の犯行である可能性が高まった。

取引システムの操作権限はカルプレス氏のみが持っていたことから、同氏が単独でデータの改竄などを行い資金を横領した疑いも深まったことから逮捕に踏み切った。

マウントゴックスは顧客からの預り金と会社の資金を同一の口座で管理していたことも問題とされており、この事件後国内外の取引所は資金とコインの分別管理などを進めている。

この事件以降、ビットコインや仮想通貨のイメージが「危ないもの」として認識されることが多いが、この事件で資金が消失したのは管理会社の社長が持ち逃げした可能性がある、ということであり、コインそのものの危険性が事件に発展したということではないことを付け加えておきたい。

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