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FCoin、再開計画に関する協議を発表[時間稼ぎが目的?]

記事のポイント
  • FCoin、再開計画に関する協議
  • 出口詐欺の可能性

「取引所の破綻」を発表した中国暗号通貨取引所[Fcoin]は、再開計画について協議していることを発表。今後の対応等については逐一利用者に報告する考えであるとしている。ただ、同取引所のこれまでの動向から「再開を望んでいたが叶わなかった。非常に残念である」といった声明が行われるであろうという見方が多くを占めている。

 

FCoin、再開計画に関する協議

2月21日、「取引所の破綻」を発表した中国暗号通貨取引所[Fcoin]は、再開計画について協議していることを発表。今後の対応等については逐一利用者に報告する考えであるとしている。

2018年にサービスを開始した取引所FCoinは17日、「データのエラーミスと判断ミス」によってシステムの修復不可能な状態に陥ったこと、これによって顧客から預かった資産を返済することができず、取引所運営が破綻してしまうといったことを「真相」として発表した。また、この同取引所の資産引き出しは創業者の一人である張建氏が行っており、効率が悪くこれまで受け付けていた出金に関しても2~3か月の時間がかかるとした。また資産返済に関しては「今後新たな事業で利益を出して損失を補填したい」とし、顧客への資産返済には1~3年の時間がかかるとしていた。

 

出口詐欺の可能性

「FCoinといえば、手数料収益の80%をユーザーに還元することで有名な話題にことかかない仮想通貨取引所だ」と2018年注目を集めた。特に業界最大級取引所Huobiの最高技術責任者・張健(ジャン・ジエン)氏が設立したとされていたため、法規制等も現在よりも未整備であったなかで1つの「信頼材料」とされていた。「取引すればするほど暗号通貨をもらえる「取引マイニング」という新たなコンセプト」として注目されたが、取引所利益やその謳い文句などから「詐欺ではないか」と指摘されていた。

ただFCoinはサービス破綻を発表する17日以前、10日に「緊急メンテナンス」を開始しアクセスできな状態になっており「出口詐欺ではないか」という指摘が行われていた。17日の「真相」とする発表はこの「出口詐欺」という指摘を否定するためのものであり、今回の「再開計画発表」には「運営は再開に向けて精一杯取り組んでいたが、力及ばず申し訳ない。」といった内容の発表が数日後、数か月後に続くのではないかとみられている。

  • 2018年 FCoinサービス開始
  • 2019年 データエラー発覚
  • 2020年2月10日 緊急メンテナンス(アクセス不可)
  • 2月17日 「真相」発表
  • 2月21日 再開計画の協議発表

 

まとめ

出金に関して「効率が悪く2~3か月の時間の時間がかかる」としているFCoinだが、こうした出金に非常に長い時間を要するから「待ってくれ」と利用者に呼びかけそのまま資産を持ち逃げるというのは詐欺の常套手段である。破綻を発表したのちに「再開を考えている」として利用者に期待させて「規制機関等への相談」を避けるよう間接的に誘導することも詐欺師の常套手段である。

 

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  • 参考:Fcoin[最新进展公告] [FCoin真相]
  • ※本記事は暗号通貨関連情報の共有・説明を目的としたものであり、暗号通貨投資を勧めるものではございません。投資を検討する場合には暗号通貨が法定通貨と異なり、価値が保障されているものではないということを理解したうえで、事業内容、金融庁に登録積みであるかなど企業情報をよく確認し、リスクを十分に理解して、自己判断・自己責任で行ってください。

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