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FXブローカーの裏に迫る[コインの森管理人]

記事のポイント

  • FXブローカーにはA-BookとB-Bookの2種類が
  • A-Bookとは
  • B-Bookとは
  • A-BookとB-Bookの収益構造

前回【海外FXとそのIBブローカーの闇[コインの森管理人]】にてFX業者やIBブローカーに軽く触れましたが、今回は[FXブローカー]に焦点を置いてより詳しく紹介させていただきます。

よろしく~~

 

FX業者にはA-BookとB-Bookの2種類

FXブローカーは大きく分けて「A-Book」と「B-Book」の2つに分けられます。A-Bookとは顧客の注文をカバー先に流し単純に手数料で儲ける業者であるのに対し、B-Bookは顧客の注文を「飲み」顧客の損失を利益とする業者となっています。ノミ行為は一般的に「犯罪行為」であるかのように認識されていますが、FXブローカーでのノミ行為に関しては法的な問題はありません。

どのように収益を得ているかに違いがあるんですね

 

A-Bookとは

A-Bookとは前述の通り「手数料」で利益を得ている業者です。注文を外部(カバー先)に流す際の手数料やスプレッドを大きくすることで利益を得ていますが、手数料こそが利益となっているため利用者が取引で儲けても儲けなくても、A-BooKには関係なく利用者との利益相反が存在しません。つまり、A-Bookにおいては利用者がどれだけ取引に勝ち、利益を得てもそれを妨害する必要がないため、スプレッドや取引の透明性が高いためにトレーダーに好まれる業者となっているのです。

好まれるのはA-Bookだから「Aです」って主張するのが多いね
本物のA-Bookはかなり限られているんですね
親会社がアメリカ、もしくはアイルランドに構えている業者はAって言えるかな
法律関係ですか?
そう。この2ヵ国ではBが違法なんだよ。だからAしかできない
なるほど
もともとアメリカにあったFXDDってのはBが違法になったから、拠点をアメリカからマルタに移したんだよ
企業関係や法律を把握しておくことはやっぱり重要ですね

 

B-Bookとは

B-Bookとは前述の通り「顧客の損失」を利益にしている業者です。つまり利用者が勝てばブローカーが損失を被り、利用者が負ければブローカーが利益を獲得するという対立関係になっています。基本的には取引に勝つ利用者が増加するとブローカーが損をする仕組みとなっているため、儲かる利用者に対しては「利用規約違反」などで出禁という処置を取ったり、儲かりやすい利用者に対してレート操作を行ったり、ひどい業者であれば出金拒否や意図的なサーバーダウンといった対応が行われてきました。

第二次FXブーム期では国内でFXブローカーが乱立し、このB-Bookで上記のような対応を取る業者が多く存在していましたが、行政指導などによって全盛期より緩和状態にあります。ただ、現在GMOやDMMといった企業が国内で台頭しているのはあからさまではないもののレートを滑らせたり、スプレッドを広げるシステムを入れたりと違和感のない程度に「飲んでいる」ということが要因の1つとして挙げられます。

Twitterでも触れたね

ただBではAよりも利益が出やすい構造であるためスプレッドが小さいなどの利用面での利点もありますよね
そう、ひどい対応を取るBが多いのは事実なんだけど、利用者が使いやすい環境を提供するBがいるのも事実なんだよ

 

BookとB-Bookの収益構造

国内では完全資産保全が決まっているので、顧客の資本金は保全のために預けなければなりません。しかしこれを忠実に行うと元手がない状態で顧客が注文を行うため、A業者でいるためには、顧客の資本金と同等の資金を用意してカバー先に注文を流す必要があるのです。しかしA-Bookを行うために大きな資金を用意し、実質ロック状態にすることは利潤を追求することが目的である法人としては都合が悪い状態となっています。これに対しBは注文を飲むためこうした資金を必要とせずに儲けることが可能であるため、Aよりもお金をかけず儲けることが可能となっているのです。

手数料で儲けるAに対して、Bは顧客の損失で儲けるからBの方が数十倍儲けられるんだよ
つまり…それだけ利用者が負けてるってことですよね?
そう!某国内FXブローカーは顧客の注文の逆に貼るというファンドを形成していたことも業界では有名な話
なんとおそろしい
でもこういう対立関係であるからこそ「Bです」と声高らかに主張することはできないよね
そうですね。だから「Aです」と主張するために、Bでも見せかけの手数料が存在しているんですね
でも本当の儲けはそこじゃないからスプレッドを小さくするキャンペーンをやるのは簡単だよね?
キャンペーンで更に釣り上げるんですね。大きな魚を

 

まとめ
今回はより具体的にFX業者に焦点を当てたコラムでした
まあぶっちゃけ、Aは真面目で俺たちにとってはありがたいけど、Aのうまみは少ないんだよな
対してうまみの多いBはされに利益拡大を図ろうとIBを利用して…
そうなんだよ、今必死に日本で営業をかけているFXブローカーの大半はBといっても過言じゃないだろうな

 

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※本記事は暗号通貨関連情報の共有・説明を目的としたものであり、暗号通貨投資を勧めるものではございません。投資を検討する場合には暗号通貨が法定通貨と異なり、価値が保障されているものではないということを理解したうえで、事業内容、金融庁に登録積みであるかなど企業情報をよく確認し、リスクを十分に理解して、自己判断・自己責任で行ってください。

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