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詐欺被害に合いやすい方に見られる特徴[コインの森解説]

記事のポイント

  • 詐欺被害に合いやすい方に見られる考え
  • Appeal to Consequences(前提の決め付け)
  • Bandwagon(便乗)
  • Cherry-pick(都合のいい解釈)

詐欺的な投資勧誘、医学的根拠のない健康療法、科学的根拠のない効果を宣伝する商品と、世の中には様々な詐欺が存在します。しかしFXが注目された時期にFX関連詐欺が横行し、暗号通貨が注目された時期に暗号通貨関連詐欺が横行したように、詐欺の本質は変わっていません。そうしたなかで詐欺の手口も基本的には変わっておらず、同様に詐欺にあいやすい方の特徴も変わっていません。今回は「詐欺被害に合いやすい方の特徴」について紹介します。

自分に当てはまる特徴があったら気を付けていこうね

 

Appeal to Consequences(前提の決め付け)

議論の条件を勝手に解釈し、それを前提に話を進めることです。例えば「宝くじが当たればこの借金を返済できる」から「もう少し遊んでも大丈夫」というように、前提と自身の都合のいいように決めつけそれをもとに思考するというものです。確かに宝くじが当たれば、借金返済は容易に行われるかもしれません。しかし、「宝くじが当たる」というのは確定事項ではなくあなたの願望です。自身の考えが何を根拠にし、どんな前提を持って導き出されたものなのかを一度整理することが重要です。

また、詐欺の手口としては「絶対に儲かるから」と勧誘を行い、資金がないことを理由に断ろうとすると「消費者金融で借りればいいよ」「絶対儲かるから借金なんてすぐに返済できるよ」と再度勧誘を行う、といったものが存在します。そもそも「絶対儲かる」という前提が満たされなければ「借金の返済」は不可能です。

「前提」を疑うのは難しいから、どうしてこの「結論」が導き出されたのか考えてみるといいかもね

 

Bandwagon(便乗)

みんなが正しいと信じているから正しいはず、という考えです。自ら思考・検討することを放棄し、他者の意見に従ってしまうために、詐欺ではよく見られる「サクラ」による「絶賛」「成功体験」や自分以外のセミナー参加者の意見をそのまま自分の意見としてしまいます。

一度、一人になって「どうしてこの商品をいいと思ったのか」「どうして信用できると思ったのか」紙に書きだし、明確な理由が存在するか確認することが重要です。

「みんな」って誰なのか、信頼できる「みんな」なのか考える必要があるよね

 

Cherry-pick(都合のいい解釈)

自分の主張にとって都合のいい情報・事実だけを集めて、それ以外の自分にとって不都合となるものを無視することです。これは詐欺プロジェクトに参加する人の多くに見られるものです。

「運営者が実態がわからない」「日本の法規制を準拠していない」という情報を提示しても「でも国外でパーティーを主催している」「パーティーに参加した写真もある」「工場の動画も存在する」など、自身に都合の悪い情報は一切聞き入れない傾向にあります。確かに「パーティーを主催している」のは事実かもしれません。しかし「運営者の実態がわからない」ことも事実なのです。都合のいい情報・悪い情報を一度紙に書きだし、整理したうえで信頼できるか否かの判断を下すことが重要です。都合の悪い情報を手に入れるのは恐ろしいかもしれません。しかしながら「このプロジェクトには未来がある」という主張をするために反論とこの反論に対する対案があることで、自分の主張を強化することができるのです。

例えば「法律違反を行っている」というようなプロジェクトにとって都合の悪い主張に対する反論ができなければ、そのプロジェクトは「法律を守らない危険なプロジェクト」という結論となります。しかし「開発が遅れている」というような都合の悪い主張に対して「開発チームが月一で報告会を行っており、開発遅れの原因はOOである」というように反論が可能であれば、そのプロジェクトは「確かに開発は遅れているが開発体制は整っている」というようにプロジェクトの信頼性を高めることにもつながります。

自分にとって、プロジェクトにとって都合の悪い情報もいい情報もすべて一度集めて、そのうえで主張・反論を行い、結論を出すことが重要です。

主張の根拠を補強するためにも「反論」は重要よね

 

まとめ

今回紹介した思考方法は[議論ができない30の方法]でも紹介されているものです。いわゆる論理的ではない思考、というものです。詐欺師たちはあらゆる手段を用いて私たちを騙そうとしていますが、詐欺師は無作為に詐欺行為を行っているのではなく騙されやすい方の特徴を押さえたうえで「比較的容易に騙せる人物」に詐欺行為を行っているのです。

詐欺手口を把握するのと同様に、詐欺被害に合いやすい人にはどのような特徴があるのか、自分にも当てはまるものがないか、当てはまっていたら今後どのように気を付ければいいのか、と対策を講じることが重要です。

 

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  • 参考:The Logical Fallacy Collection: 30 Ways to Lose an Argument
  • ※本記事は暗号通貨関連情報の共有・説明を目的としたものであり、暗号通貨投資を勧めるものではございません。投資を検討する場合には暗号通貨が法定通貨と異なり、価値が保障されているものではないということを理解したうえで、事業内容、金融庁に登録積みであるかなど企業情報をよく確認し、リスクを十分に理解して、自己判断・自己責任で行ってください。

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