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三菱UFJ銀行、信用状の発行[ブロックチェーン]

記事のポイント

  • 三菱UFJ銀行、信用状の発行
  • ペーパーレスへの取り組み

株式会社三菱UFJ銀行は日本金融機関として初めて、KomGo SAが開発するブロックチェーン技術を基盤とした貿易金融プラットフォーム「komgo」を活用して、信用状を発行したことを発表した。

 

三菱UFJ銀行、信用状の発行

1月10日、株式会社三菱UFJ銀行は日本金融機関として初めて、KomGo SAが開発するブロックチェーン技術を基盤とした貿易金融プラットフォーム「komgo」を活用して、信用状を発行したことを発表した。

これは三菱UFJ銀行のロンドン支店にてコモディティ商社であるMercuria Energy Trading SAの実取引に基づき発行されたものであり、同行における komgoを活用した第一号案件となる。同行は今後もkomgo のプラットフォームを通じて、信用状、スタンドバイ信用状、売掛債権の買取を含めた多岐に亘る貿易金融商品のデジタル化、本人確認手続きの効率化、貿易金融に係る当事者が送受信する文書やデータの暗号化によるセキュリティ向上に取り組んでいくとしている。

  • ブロックチェーン技術 取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、取引履歴・情報を正確に維持しようとする技術であり、P2Pネットワークを利用することで中央管理者を必要とせずにシステムを維持することが可能なものとなっている。分散され、中央管理者がいないため、データの改ざん・破壊に強いという特徴のほか、サーバーのダウンや中央管理者による不正にも強く、情報共有がしやすい利点をもっている。一方で一度記録されたものを「書き直せない」ため、開発には失敗が許されないという開発難易度が存在するほか、不正な情報が記録されないための仕組みが必要だともされている。

 

ペーパーレスへの取り組み

今回デジタル信用状を発行するに利用したプラットフォームを開発するKomGO社は、主に貿易取引におけるペーパーレス化やプロセスの自動化を進めることで業務効率の向上を図るべく、2018年8月、三菱UFJ銀行および海外の大手金融機関、石油メジャー、コモディティ商社等の計15社の株主により設立された企業。

貿易金融取引はブロックチェーン技術の誕生によってその業務効率化に関する動きが促進されている。2018年にはイギリスに拠点を構える世界的大手銀行HSBCがブロックチェーン技術を用いた外国為替取引で27兆円相当の取引を行い、業務の自動化・効率化への動きを見せた。また、大手銀行BNPパリパや中国農業銀行などの10行以上でブロックチェーン技術を基盤とした貿易金融プラットフォーム、eTrade Connectの開発を進めるなど取引の電子化・ペーパーレスの動きが見られている。

 

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参考:株式会社三菱UFJ銀行[ブロックチェーン技術を基盤とする貿易金融プラットフォーム 「komgo」を活用した信用状の発行について]

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