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中国Baidu、独自のブロックチェーン公開

記事のポイント

  • Baidu独自のブロックチェーン
  • ブロックチェーンを活用したサービス
  • 中国でのブロックチェーン推進

中国大手企業Baidu(百度/バイドゥ)はブロックチェーンアプリケーションを低コストで運用できるように独自のコンソーシアムブロックチェーン[Xuperchain]のベータ版を公開した。同国では政府による巨額の投資や施設開発、技術者優遇が行われているほか、習近平国家主席によってブロックチェーン技術の推進が宣言され、同技術に関する動きが活性化している。

 

Baidu独自のブロックチェーン

1月6日、Alibaba(阿里巴巴/アリババ)、Tencent(騰訊控股/テンセント)に並ぶ中国大手企業Baidu(百度/バイドゥ)はブロックチェーンアプリケーションを低コストで運用できるように独自のコンソーシアムブロックチェーン[Xuperchain]のベータ版を公開した。同社は以前よりBaaSを提供しており、Xuperchainに関してもこのBaaS上で構築されるものとなっている。

また、Baiduによるとこのベータ版は3月まで1元で利用可能となっており、開発者や企業がアプリケーション・スマートコントラクトの構築とそれぞれの需要に合わせて関連機能を作成できるものになっているという。

  • Baidu(百度) 中華人民共和国において最大の検索エンジンを提供する会社であり、同国内でのシェアは71.4%( StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share)検索エンジンランキングではGoogle(78%)、MicrosoftのBingに次ぎ第3位のシェアを誇っている。
  • ブロックチェーン技術 取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、取引履歴・情報を正確に維持しようとする技術であり、P2Pネットワークを利用することで中央管理者を必要とせずにシステムを維持することが可能なものとなっている。分散され、中央管理者がいないため、データの改ざん・破壊に強いという特徴のほか、サーバーのダウンや中央管理者による不正にも強く、情報共有がしやすい利点をもっている。一方で一度記録されたものを「書き直せない」ため、開発には失敗が許されないという開発難易度が存在するほか、不正な情報が記録されないための仕組みが必要だともされている。
  • コンソーシアムチェーン 中央管理者のいないブロックチェーンはパブリックブロックチェーン。特定の管理者が存在するブロックチェーンをプライベートブロックチェーンと称するが、コンソーシアムブロックチェーンは特定の管理者が存在するが、単独の管理者によって管理されていないものを指す。プライベートチェーンよりは偏りがなく運用することが可能とされている。

 

ブロックチェーンを活用したサービス

ブロックチェーンを活用したアプリケーション・サービス開発を従来と比較して格段に簡単にするクラウドサービス[Blockchain as a Service/BaaS(バース)]はAmazonやMicrosoft、IBMとIT企業らが開発・提供を進めている。

中国では習近平国家主席によるブロックチェーン推進宣言より同国内企業・行政のブロックチェーンに関する取り組みが活発になっており、政府による積極的な投資・法規制整備などから今後の動きが期待されている。そうした環境下でBaiduは今回独自ブロックチェーンXuperchainのベータ版を公表したのであり、Xuperchainを中心としたサービスが誕生することが期待されている。

 

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