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バーゼル銀行、パブリックコメント募集[暗号通貨規制]

記事のポイント

  • バーゼル銀行、パブリックコメント募集
  • 暗号通貨規制に関する意見
  • BCBSのこれまでの動き

バーゼル銀行監督委員会(Basle Committee on Banking Supervision/BCBS)は暗号通貨規制に関する意見の募集を開始した。これまでBCBSは暗号通貨に関するリスク警告やまだ資産としては未熟な段階であることを指摘しながら、どういった規制が適切であるかの議論を行ってきた。今回はこうした規制へのパブリックコメントを募集し、より広範囲での具体的な議論が行われる。

 

バーゼル銀行、パブリックコメント募集

12月12日、バーゼル銀行監督委員会(Basle Committee on Banking Supervision/BCBS)は暗号通貨規制に関する意見の募集を開始した。この意見募集では個人法人を問わず、また学者や銀行、中央銀行、決済業者、規制局含むすべての利害関係者からの意見・分析等を求めている。募集期間は2020年3月13日までとなっており、回答者が特に匿名を希望しなければ、すべての意見はBISのウェブサイトで公開されるようになっている。

  • BCBS G10諸国の中央銀行総裁らの合意によって創設された国際的機関であり、銀行の監督に関する継続的な協力のための協議を行うことから「中央銀行の銀行」と呼ばれる。銀行の自己資産比率に関する規制[バーゼル合意]を策定しているほか、銀行の監督およびリスク管理に関する様々な実務を行っている。

 

BCBSの動き

2019年10月30日から31日にバーゼル銀行監督委員会(BCBS)によって開催された会合の議事要旨によると、BCBSは暗号資産が資産としては未熟な段階であり、リスク管理を適正に行える体制を整えるべきとする見解を示している。

また、この会合の中でBCBSは銀行の暗号資産エクスポージャーに係る健全性規制上の取り扱いに関して、暗号資産の高いリスクを適切に反映すべきとの見解を改めて表明。また、暗号資産市場において現在進められている取組みを踏まえ、暗号資産の健全性規制上の取扱いに関連した広範な事項について、 関係者の見解を求めた。今回の意見募集はこうしたBCBSの暗号通貨への動きに続いたものとなっており、より具体的な規制への議論が行われると期待されている。

 

まとめ

2019年3月、BCBSは世界の銀行に対して暗号通貨に関するリスク警告を実施。この内容は価格変動リスクの高さから金融安定への悪影響を及ぼす可能性や暗号資産が決済手段として扱うには未熟すぎる資産であると判断したものとなっていた。また、資産クラスとしても未熟な暗号資産のリスクを適切に確認し、対応できるよう同分野での技術的専門知識を有しておく必要があるともし、規制対応に対する慎重な姿勢を示していた。

パブリックコメントはBISのウェブサイトで閲覧が可能となっており、様々な意見がみられるほかBCBSでのより具体的な議論も進むと期待されている。

 

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参考:[Designing a prudential treatment for crypto-assets]

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