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Istanbul完了、次回アップグレードは[Muir Glacier]

記事のポイント

  • Istanbul完了
  • 取引処理能力向上
  • 次回アップグレード[Muir Glacier(ミューア・グレイシャー)]

ブロック番号9,069,000でのアップグレード[Istanbul(イスタンブール)]が予定されていたイーサリアム(Ethereum /ETH)は、無事アップグレードが完了した。1月6日にはMuir Glacierも予定されており、アップグレードが近く予定されていることからか価格への影響は限定的となっている。

 

Istanbul完了

12月8日、ブロック番号9,069,000でのアップグレード[Istanbul(イスタンブール)]が予定されていたイーサリアム(Ethereum /ETH)は、無事アップグレードが完了した。このIstanbulは現在のコンセンサスアルゴリズムPoWからPoSへ移行させるためのネットワークの大幅アップグレードであり、PoWからPoSへの移行と取引処理能力の問題解決に重要な並列分散処理能力機能の実装のために必要な機能、BeacoinChain(ビーコンチェーン)などが実装されるほか、クロスチェーン機能[Atomic swap(アトミックスワップ)]も実装され暗号通貨ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)との互換性も導入される。

Ethereum 上で1秒当たり3000回の取引が行えるようになるなどの取引処理能力向上が見られるなど大規模なアップグレードであり、ETHの価格としては8日のアップグレード完了から9日にかけて上昇傾向にある。

  • PoS(Proof of Stake)  保有による承認。PoWの51%攻撃や中央集権化といった問題点を解決・改善するために開発されたものであり、コインの保有量によって発言権が与えられる仕組みとなっている。PoWにあったマイニングコスト、51%攻撃の可能性を低く抑えることが可能となっている。ただ、「保有量」が重要となるため、買い増しが主となり、流動性が低くなる可能性が存在する。

 

次回アップグレード[Muir Glacier(ミューア・グレイシャー)]

Istanbulが完了したEthereum は2020年1月6日頃、ブロック番号9,200,000にて、ブロック生成難易度調整を行う[Muir Glacier(EIP-2387)]を予定している。Muir Glacierはディフィカルティボムへのブロック番号偽装である。ディフィカルティボムはEthereum 2.0移行に伴い、現在のEthereum 1.xを終了させるためのものであるが、このアップグレードが大幅に遅れていることからディフィカルティボムを起動させないように、ブロック番号の偽装(実際のブロック番号よりも少なく見せる)を行っているのである。

このMuir Glacierは、前述の通りブロック番号の偽装であり、マイニング難易度の調整も行われる。このためマイニング収益を目的としているものは今回のIstanbulよりもMuir Glacierの方に関心が寄せているようだ。

 

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