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取引所IDAX、運営者行方不明で資産凍結[出口詐欺か]

記事のポイント

  • 取引所、運営者行方不明で資産凍結
  • 出口詐欺の可能性
  • 中国規制の影響

中国取引所IDAXは同取引所運営者が行方不明となり、連絡がつかない状態であり、コールドウォレットにアクセスできないことを発表した。同取引所の動きに対して出口詐欺の可能性と強化された中国での規制から逃れるために運営関係者が逃亡した可能性が挙げられている。

 

取引所、運営者行方不明で資産凍結

11月29日、中国取引所IDAXは同取引所運営者が行方不明となり、連絡がつかない状態であることを発表した。また、こうした理由からIDAXのコールドウォレットで管理している暗号資産にアクセスすることができず、入出金対応できない状態であることを明らかにした。同取引所は事態解決のために最善を尽くすとしているが、具体的にどういった対策を取るのか、顧客の資産対応はどうするのかなどの対策は明らかとなっていない。

同取引所は11月24日、取引所サービスから撤退することを発表していた。

  • ウォレット 暗号通貨の秘密鍵を管理するもの。秘密鍵は暗号通貨の所有権を示すものであり、「このコインは私のものです」と証明するものである。そのためウォレットのハッキングで秘密鍵が盗まれた場合、「所有権」を盗まれたのと同じことであり、暗号通貨が盗まれてしまうという事態につながる。ウォレットではそうした重要な暗号通貨の秘密鍵を保管するものであり、これの安全性・利便性を向上させるために世界的に研究開発が進められている。ネットにつながっているホットウォレットと、ネットから切り離されているコールドウォレットが存在する

 

出口詐欺の可能性

カナダの取引所QuadrigaCXでは、コールドウォレットにアクセスするに必要な「秘密鍵」を創業者・CEOがただ一人で管理していたため、創業者の急死によって、取引所従業員含めたすべての人が、同取引所に預けられた顧客資産にアクセスできない状況となった。この創業者の急死以前に、同取引所では「利用金融機関で資産が凍結されているため対応できない」という主張が行われていたほか、出金に対応するといった期日に「システムアップデート」としアクセスできない状態となっていた。

今回のIDAXの「原因不明の運営者行方不明」を理由とした「資産にアクセスできない」という状況はQuadrigaCXの出口詐欺と酷似しており、具体的な対応等も明らかになっていないことから詐欺とする声がみられている。

 

中国規制の影響

IDAXの動きを詐欺とする声に対して、現在中国で行われている暗号通貨取引所取締の影響を受けているのではないかという声もみられている。

中国の中央銀行である中国人民銀行(PBoC)の上海支店は22日、市内の暗号通貨取引所への取締りを強化する方針を発表。すでにBistoda、Akdex、Btuexといった取引所がサービス停止を発表しているほか、運営者逮捕の報道も存在している。こうした同国での取り締まり強化から運営者・関係者が逃げ出したのではないかとされている。

 

まとめ

中国では現在暗号通貨取引所への取締りが強化されており、取引所閉鎖・運営者逮捕などの報道が行われている。こうした中でIDAXはサービス停止を発表していた。規制対応し、サービス停止を発表していたのにもかかわらず、運営者が行方不明になったことで資産へアクセスできない状態となっていることについて詐欺か否か注目が集まっている。

 

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