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京都大学、バリデータ運用開始[分散すすむバリデータ]

記事のポイント

  • 京都大学、バリデータ運用開始
  • 日本の大学における初の運用
  • バリデータの役割
  • 分散化が進みつつあるバリデータ

Ripple社の吉川絵美氏のツイートによって京都大学がXRP Ledgerのバリデータ運用を開始したことが明らかとなった。

  • XRP 暗号通貨リップル(Ripple/XRP)は金融機関の送金で法定通貨間の橋渡し役となる通貨として、アメリカのRipple Labo(リップルラボ)社によって開発された。「送金」に重点を置いているため取引速度は数秒となっている。国際送金は4秒未満、手数料は、トランザクションごとに約 0.00001 XRP1秒間に1500件以上の取引処理が可能 と送金・決済において優秀な機能を有している。

 

京都大学、バリデータ運用開始

1113日、Ripple社の吉川絵美氏のツイートによって京都大学がXRP Ledgerのバリデータ運用を開始したことが明らかとなった。これは日本の大学において初めての取り組みでとなっており、絵美氏は「中立的な存在の大学組織がバリデータとなって安定的で健全なネットワークの核となっていくことは非常に重要」とその重要性を語るとともに「京都大学を皮切りに全国の大学でXRP Ledgerのバリデータを立ち上げてほしい」とした。

京都大学は20197月、東京大学とともにRipple社による大学ブロックチェーン研究計画[Univaersity Blockchain Research Initiative(UBRI)]に参加。暗号通貨・ブロックチェーンに関する研究の資金援助や専門分野での支援をRipple社から受けられ、両校で同分野の講演や実証実験参加などの取り組みが活性化していた。

 

バリデータの役割

XRP Ledgerではバリデータが、取引が正規のものであるか計算を行い、乱用・二重支出などの取引ミスを防止する。Ripple社はこのバリデータのこれまでの取引承認の履歴を監視し、信頼できるバリデータであるかを評価。当初はRipple社によるバリデータが多くを占めていたが、信頼できるバリデータの数が増加するとともにRipple社が占める割合も減少し、分散化されより安定したXRP Ledgerが構築されつつある。

このバリデータでは企業や個人、機関、仮想通貨取引所と様々な場所で運用されており、この中の1つに京都大学が加わったのである。特に教育機関は中立的な存在であることから、重要視されており、京都大学のほかキプロスのニコシア大学や韓国大学、カンザス大学と様々な国の教育機関で運用されている。

 

分散化

XRPはこのバリデータが当初Ripple社によるものが多くを占めていたことやXRPRipple社が多く有していることなどから「分散化されていない」「安全ではない」とされていたが、いまやそのバリデータの約80%Ripple社以外の存在によって実行されており、確実に分散化が進んでいる。

最終的には「バリデータが信用できるか」という判断プロセスから自社を削除し、より安定した分散型のネットワーク構築を目指しているRipple社だが、地理的にも規制機関的にも組織的にも分散された様々なバリデータが存在しつつあり、この目標はそう遠くない未来に実現すると期待されている。

 

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参考:Twitter[ @emy_wng ]

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