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DX Exchange、閉鎖へ[出口詐欺の可能性も]

記事のポイント

  • DX Exchange、閉鎖へ
  • Nasdaqと「提携」しているとされている取引所
  • なぜかサービス開始当初から「日本語対応」
  • 出口詐欺の噂も

エストニアの暗号通貨取引所[DX Exchange]は取引所の閉鎖を発表した。認可状況やサポート状況、運営企業の不透明さから詐欺の可能性も指摘されている同取引所は、1115日までに資産を引き出すことを進めている。

 

DX Exchange、閉鎖へ

113日、エストニアの暗号通貨取引所[DX Exchange]は取引所の閉鎖を発表した。すでに入金や取引といったサービスは停止しており、利用者に対して1115日までに同取引所に資産を預けている資産を引き出すよう要求している。

DX Exchangeはアメリカ市場NASDAQ(ナスダック)と提携した取引所としてサービス開始以前から注目を集めていたCoins.Exchangeが名称変更を行い、201917日にサービスを開始した取引所である。EUの認可を受けた取引所とされているもののまだ、EUでは統一の規制は整備されていないためどういった法的根拠からEUの認可を得ているとしているのかは不明である。ただNasdaqの取引システムや監視技術を採用していること、トークン化された株式の売買が可能であることが注目されていた。

DX Exchangeは、取引所を安全に運用するためのセキュリティや利用者サポート、技術提供コストがかさみ、今回の取引所閉鎖へ至ったという。すでに同社は売却先を発表している段階であるが、合併・売却が完了せずとも業務継続は困難であるため、再開することはないとしている。

 

出口詐欺の噂も

Nasdaq」と提供しているとされているものの実際に提携しているわけではなく、Nasdaqのシステムを利用しているだけであることやDX Exchangeのトークン化された証券を管理する企業[MPS MarketPlace]は、バイナリーオプション詐欺に関与していたSpotOptoinが名称変更を行った同一企業であること、取り扱いトークン化証券が削除されていること、サービス提供開始時から大手企業のトークン取引が可能であること、日本の認可を取得していないのにもかかわらず「日本語」対応を行っていたことなどから、詐欺の可能性が高いとされていた。

今回の「取引所閉鎖」はトークン証券削除での資金持ち逃げ詐欺を沈静化するための対処ではないかともみられている。

  • API Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の略称であり、とあるアプリの機能や管理情報などを外部から利用するための接続仕様のこと。近年では銀行口座と家計簿アプリの連携や決済サービスと家計簿アプリの連携などでみられる。
  • 出口詐欺 顧客の資産を持ち逃げする詐欺のこと。顧客が資産を動かす猶予を与えなかったり、顧客が資産を動かすことを阻止したりして、そのまま資産を持ち逃げする。コインの上場廃止を行う際に利用者が取引を与える暇を与えないものや取引所のメンテナンスを予定して機能を停止し、そのまま行方をくらますなどの手法がみられる。

 

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参考:DX Exchange[DXExchange Important Announcement – Nov 3, 2019 ]

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