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取引所Huobi,アメリカ利用者口座停止へ[アメリカ市場への参入]

記事のポイント

  • 取引所Huobi,アメリカ利用者口座停止へ
  • 本格的なアメリカ市場進出準備か

世界的大手暗号通貨取引所であるHuobi(フォビ)は、20191113日以降アメリカのすべての利用者口座を凍結することを発表した。Binanceもアメリカ市場正式参入前に既存取引所へのアクセス禁止措置を取ったこと、Huobiがサンフランシスコ拠点企業と提携環境にあることから、Huobiのアメリカ市場参入への準備なのではないかとみられている。

 

Huobi、アメリカ利用者口座凍結

114日、世界的大手暗号通貨取引所であるHuobi(フォビ)は、20191113日以降アメリカのすべての利用者口座を凍結することを発表した。これはアメリカの法律・規制に準拠するためのものであり、当座凍結によって取引はもちろん送受金も不可能になる。そのためありか利用者は、期日までに証拠金取引を決済し、すべての保有資産を他のウォレットへ移動する必要がある。

Huobiはアメリカ向けにサービスを提供していないものの、数多くのアメリカ人が同取引所を利用している状態だった。こうした状況を法規制遵守のために口座凍結という手段を持って解決しようとしているのである。Huobiはサンフランシスコに拠点を構えるHBUSと提携関係にあるほか、アメリカの資産管理資格を有するPaxosやスタートアップ企業であるStableUniversalと協力しステーブルコインを発行するなどの取り組みを見せており、正式にアメリカ市場向けサービスを開始するための準備ではないかともみられている。

 

法規制準拠の姿勢

日本でも2018年金融庁が業者登録を行っていない海外取引所へ一斉警告を行い、多くの取引所は日本からのアクセスを禁じるなどの対策を取った。しかし一部の取引所においては「日本語」対応をなくしただけで日本人がアクセスできるままの状態でサービスを提供し続けるといった対応もみられていた。ただ、こういった方法でサービスを提供し続ける業者が正式にサービスを開始したいとして認可を求めても難航する。

法規制に準拠する姿勢を示し、政府の設ける審査をクリアすることで正式な業者として算入できるようHuobiは準備を進めているのである。

 

アメリカ市場への参入

5月、国内取引所QUOINを運営しているリキッドグループがアメリカ市場参入のための合弁会社[Liquid USA]を新設し、20201月までに同国全土の規制当局の認可を取得し、全サービスの提供を目指すという方針を明らかにしたほか、Huobiもアメリカ市場参入意欲を見せた。そして6月、世界大手暗号通貨取引所Binance(バイナンス)が、アメリカ市場に特化した取引所[Binance US]を設立する計画を持っていることが明らかとなり、9月にBinanceはサービス提供を開始した。

明確な法規制が存在しないために暗号通貨関連事業のサービス提供が難しいとしてアメリカ市場から撤退した大手取引所Poloniexのような企業も存在する一方で、やはり世界的に大きな市場であるアメリカ市場へ参入しようとする動きは多いようだ。

 

 

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参考:Huobi Global[Arrangement to freeze US user accounts on 13 November 2019 (GMT+8)]

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