ニュース

CryptoCapital、資金洗浄で逮捕[Bitfinexの資産預かる金融企業]

記事のポイント

  • CryptoCapital、資金洗浄で逮捕
  • Bitfinexの資産約8.5億ドルを保有
  • BitMEXQuadrigaCXも利用していた金融企業

金融サービス企業Crypto CapitalCEOであるIvan Manuel Molina Lee氏が資金洗浄関与の疑いで逮捕された。同氏は麻薬組織の一員であり、暗号通貨を利用して麻薬等で不正に得た資金の資金洗浄を行っていたようである。

  • 資金洗浄  マネー・ロンダリング(Money Launderingとは犯罪によって得た収益を、その出所や真の所有者が分からないようにして、捜査機関による収益の発見や検挙を逃れようとする行為。資金洗浄を放置すると、犯罪による収益が、将来の犯罪活動や犯罪組織の維持・強化に使用され、組織的な犯罪及びテロリズムを助長するとともに、経済の健全な成長・発展へ重大な悪影響を与えるとされており、世界全体で防止対策が講じられている。

 

CryptoCapital、資金洗浄で逮捕

世界的大手暗号通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)が、約8.5憶ドルもの資産を預けていた金融サービス企業Crypto CapitalCEOであるIvan Manuel Molina Lee氏が資金洗浄関与の疑いで逮捕された。報道によると同氏は麻薬組織の一員であり、資金洗浄のために暗号通貨を利用していたとされている。

CryptoCapitalBitfinexのほか、創業者が急死し資産凍結が問題となったカナダの取引所QuadrigaCX,アメリカ大手取引所KrakenBitMEXが銀行サービスを利用していた会社である。20195月に暗号通貨取引所で金融仲介業を行ったことから起訴されていた。今回、同社CEOはポーランドの警察当局によって逮捕されており、同国の金融機関で預金されていた約420億円が押収されている。

  • Bitfinex 香港に拠点を構える大手取引所。ステーブルコインとされるテザー(Tether/USDT)を発行するTether社と同取引所運営企業の親会社は同一(iFinex)USDTの準備金の利用に関して裁判が行われている。

 

CryptoCapitalに預けられた資産

Bitfinexが預けていた資産は同社姉妹会社であるTetherが発行するステーブルコインTether(USDT)であり、BitfinexCryptoCapitalで凍結されている資産を取り戻すためカルフォルニアの裁判所で証拠開示申請を行っている。

Bitfinexは、資産が凍結されているのはBitfinexの問題ではなく、CryptoCapitalに問題があり、今回警察当局が動いたポーランドやポルトガル、アメリカといった各国政府によって銀行口座が凍結されているためだと主張している。

 

まとめ

今回、Bitfinexの資産を預かる金融企業が暗号通貨を利用して資金洗浄を行っていたことから、同取引所に対する意見も厳しいものとなるのではないかという意見がみられている。CryptoCapitalCEO逮捕によってBitfinexの主張が正しいのか、同社が預けていた資産はどうなるのか注目が集まっている。

 

関連記事

 


関連記事

  1. 消費者機構、泉忠司・仮想通貨情報会社を提訴

  2. 金融庁、フィスコへ業務改善命令【Zaifとの統合予定・対日審査】

  3. 昨日(10/4)のニュースまとめ

  4. メルシュECB理事「ユーロの実行可能な代替はない」

  5. SECとCFTC、6日上院証言で、連邦監督機関の設置要請へ

  6. 営業中、登録業者の処分一覧

PAGE TOP

ニュース

BIS,ウイルスの影響でデジタル決済促進の可能性指摘

ニュース

Binance、プレリリースからVISA削除[取引所の信頼]

ニュース

スペイン、収税強化[暗号資産収益や海外口座資産に対して]

ニュース

改正法施行は5月[利用者保護のための業者に求める情報管理]

ニュース

昨日(4/3)のニュースまとめ

ニュース

都内を中心に脱税スキームが跳梁跋扈[コインの森管理人]

ニュース

電緑、水産庁から調査研究を受託[産業保護のためのブロックチェーン]

ニュース

中国、暗号資産取引に関する注意喚起