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自動車業界でのブロックチェーンへの動き

記事のポイント

  • 自動車業界でのブロックチェーンへの動き
  • フォード・モーターの実証実験
  • 11月から開始される自動決済サービスのための実験

自動車業界でのブロックチェーンへの動き

1015日、アメリカ大手自動車企業フォード・モーターは現在行っている位置情報サービスとブロックチェーン技術を組み合わせた試験を拡大することを発表した。同社は11月より日本のホンダ、ドイツのBMW,アメリカのGM、フランスのルノーの5社でブロックチェーン技術の国際団体であるmobility open blockchain initiative(通称:モビ)を通じてブロックチェーン技術を活用した自動決済サービスの実証実験を開始する予定でもある。

金融業や医療業界での活用が注目されているブロックチェーン技術だが、こうした自動車分野においても活用がすすめられている。

  • ブロックチェーン技術 取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、取引履歴・情報を正確に維持しようとする技術であり、P2Pネットワークを利用することで中央管理者を必要とせずにシステムを維持することが可能なものとなっている。分散され、中央管理者がいないため、データの改ざん・破壊に強いという特徴のほか、サーバーのダウンや中央管理者による不正にも強いものとなっている。

 

フォード・モーターの実証実験

今回フォード・モーターが公表した実証実験は前述の通り、位置情報サービスとブロックチェーン技術を組み合わせたものとなっている。これらを組み合わせることで、自動車の運転状況がブロックチェーン上で記録されるようになる。大気汚染問題に対処するための排気ガス規制区域での車の状況だけでなく、自動車の動きを把握することでの信号機と連動させた交通整備、有事の際の車両追跡に貢献するとして期待されている。

 

11月から開始される自動決済サービスのための実験

11月からの実証実験は大手自動車企業らが連携し、行うものとなっている。実証実験では、車一台にデジタルIDを付与し、生産工場や購入者、運転中に受けたサービス内容などを記録し、現在のETCなしに料金を自動決済できる仕組みを研究することが目的。現金や電子決済で決済ごとに支払う手間が省けることで、これまで以上に円滑にサービスを受け移動できるようになる。駐車料金やドライブスルーの買い物、高速料金といったものがすべて一括で利用できるようになるため、車そのものが決済手段として機能するようになり、現在のスマホのような役割を果たすようになる。

 

まとめ

自動車に関しては、車そのものを個別に認識できる構想が主流となっており、個別認識が可能となることで前述のような決済、交通整備が可能となるように研究開発が進められている。そうしたなかで個別情報を記録する技術としてブロックチェーンの活用が盛んに進められているのである。こうした決済での自動車の利用だけでなく、電気自動車を電力供給手段として活用できるよう同技術を活用したインフラ整備も進められている。

 

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