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イラン、マイニング登録厳格に[毎年更新]

記事のポイント

  • イラン、マイニング登録厳格に
  • 毎年更新を義務付け

暗号通貨大手メディアCoindesk(コインデスク)は、イラン政府が国内のマイニング事業者らに登録を義務付け、毎年更新を求める方針であることを報じた。イランは暗号通貨取引は合法ではないものの、マイニングに関しては正式な産業として認可されている。

 

イラン、マイニング登録厳格に

919日、暗号通貨大手メディアCoindesk(コインデスク)は、イラン政府が国内のマイニング事業者らに登録を義務付け、毎年更新を求める方針であることを報じた。これは、まだ方針であり義務化を定める法案に関しては正式な承認を待っている段階である。

同国は20197月に暗号通貨マイニングを正式な産業として認可している。暗号通貨の取引は違法であるとするものの、マイニングに関しては後押ししたい考えである一方で、マイニングが盛んになったことで国内の電力供給が不安になっているという問題もある。そうした中で、政府は登録制度を設け、認可を得た企業に対してはマイニングを行うことを許可し事業者の数を減らしつつ、マイニングでの電力価格を引き上げることで、マイニング事業を後押ししながら、国内の電力供給も安定させていく考えである。

今回承認待ちの法案は、マイニング事業を行うために認可を得るだけでなく毎年更新することを義務付けるものとなっており、従業員情報や賃貸契約、その他の事業活動内容などを含めた情報開示が求められるものとなっている。

  • マイニング 暗号通貨のシステム、取引システムに参加し、取引データを追記する作業のことである。この作業を行うには膨大な計算を行う必要があり、演算装置・大量の電力が必要とされる。つまり、大量のコストがかかるものとなっているのだ。その見返り・報酬として、新たに発行されたコインを得ることができる仕組みとなっている。報酬として新規コインを得られる仕組みとなっているため、同じ電力量を消費した際、コインの価格が下がっていれば収益は減り、上がれば収益は増えるという仕組みになっている。つまり、マイニングにおいては予測不可能な市場変化に備えて、安定した収益を得るために効率の良い機器を利用すること、安価な電力を得てコスト削減を行うことが重要となる。

 

イランの規制状況

現在、イランでは暗号通貨売買など暗号通貨取引は違法であるという公式県外が発表されており、暗号通貨の取り扱いは合法ではない。しかしながら、同国は現在アメリカからの経済制裁を受けており、これの回避手段として独自暗号通貨計画や暗号通貨での経済圏構築の計画を持っており、その中の基盤の1つとしてマイニングを合法化する考えである。

制裁が行われているために、電力供給も制裁以前よりも不安定なものとなっているが、独自の経済圏を作りながらマイニングを後押ししていくために、適切な法規制整備と制度を設けマイニングの推進を行っている。

前述の通り、同国は制裁を受けているため国内資産が国外へ流出することを防ぐために暗号通貨での取引を認めていないが、ベネズエラや北朝鮮と同様に、独自暗号通貨発行したのちに、解禁する可能性もあるとみられている。

  • 20184月 中央銀行、暗号通貨取引の禁止を発表
  • 20189月 暗号通貨マイニングが正式な産業へ
  • 20191月 中央銀行、暗号通貨に関する規制草案発表
  • 20192月 金を担保とした独自通貨[PayMon]発表
  • 20197月 マイニング電力価格は一般向けの5割増し価格での販売方針

 

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参考:Coindesk[Iranian Government Proposes Annual License for Bitcoin and Crypto Miners]

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