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Binance、中国市場向けプラットフォーム開設計画

記事のポイント

  • Binance、中国市場向けプラットフォーム開設計画
  • アメリカ向け市場に続く市場拡大

世界大手暗号通貨取引所であるBinance(バイナンス)が、中国市場向けのOTC取引プラットフォームを10月に開設する計画であることを暗号通貨大手メディアCointelegraph(コインテレグラフ)が報じた。

 

Binance、中国市場を対象に

世界大手暗号通貨取引所であるBinance(バイナンス)が、中国市場向けのOTC取引プラットフォームを10月に開設する計画であることを暗号通貨大手メディアCointelegraph(コインテレグラフ)が報じた。

中国では暗号通貨が全面的に禁止されていると誤解されがちだが、禁止しているのは中国の法定通貨と暗号通貨の取引である。これは、同国法定通貨の価値が揺らぐことや同国内の資産が国外へ流出することを恐れてのものであり、暗号通貨やブロックチェーンといった技術・存在そのものが禁じられているわけではない。そのため、同国において暗号通貨は法律上「バーチャル商品」としてその価値が認められているのである。

ただ、2017年から暗号通貨取引所の運営が禁止されていることや国外取引所へのアクセスが禁じられていることは確かであり、決して暗号通貨取引に友好的であるわけではない。ただ、同国ではこの強い規制下であっても暗号通貨取引・送金の需要は依然としてあることから、BinanceOTC取引プラットフォームを展開する計画なのである。

  • Binance マルタに拠点を構える暗号通貨取引所。世界的に取引サービスを提供しており、取り扱っているコインの多さ、問題発生時の対応の速さや良さから高い信頼を得ている取引所である。同取引所による分散型取引所(DEX)の開設や先物取引所の開設、アメリカ市場特化型の取引所開設等々、用途や需要に合わせた取引所の構築に注力しているほか、DEX流動性向上のための独自通貨BTCBの発行やイギリスポンドと連動したステーブルコイン発行計画などを予定している。

 

アメリカ市場向け取引所

中国市場向けのOTC取引プラットフォームを開設する計画であるBinanceは、以前から準備を進めてきたアメリカ市場向け取引プラットフォーム[BinanceUS]の利用者登録と入金を開始した。同取引所ではビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、リップル(Ripple/XRP)、ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)、ライトコイン(Litecoin/LTC)そしてテザー(Tether/USDT)6種が取り扱われる。その後、認可が下り次第取り扱い通貨を追加していく方針である。

BinanceUSCEOに、元Ripple社のXRP Institutional Liquidityの部門長を務めていたCatherine Coley(キャサリン・コーリー)氏を迎えたことやアメリカで先物取引プラットフォーム[Bakkt]が開設させられることなどから、今後の同取引所の活躍・アメリカでの立ち位置に注目が集まっている。

 

まとめ

Binanceは近年、法定通貨を担保としたステーブルコインの発行や新たな市場向けの取引所開設、Libraと競合する暗号通貨プロジェクト[Venus]や先物取引サービスの提供など、暗号通貨関連の様々なサービス開発・展開を行っている。

 

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  • 参考:Cointelegraph
  • Coindesk[New York Among 13 States Excluded as Binance.US Opens for Registrations]

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