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MasterCardとR3、提携[ブロックチェーンソリューション]

記事のポイント

  • MasterCardR3、提携
  • MasterCardの取り組み
  • R3の動き

大手クレジット会社MasterCardはブロックチェーン技術企業であるR3社と提携し、ブロックチェーン技術を活用した国際間決済ソリューションの開発を目指すことを発表した。

 

MasterCardR3、提携

911日、大手クレジット会社MasterCardはブロックチェーン技術企業であるR3社と提携し、ブロックチェーン技術を活用した国際間決済ソリューションの開発を目指すことを発表した。このパートナーシップにより、MasterCardは同社ブランドの既存の決済システムを、R3はブロックチェーン技術の知見を提供し、より流動性高く革新的な決済サービスの提供を目指していくとしている。

  • ブロックチェーン技術 取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、取引履歴・情報を正確に維持しようとする技術であり、P2Pネットワークを利用することで中央管理者を必要とせずにシステムを維持することが可能なものとなっている。分散され、中央管理者がいないため、データの改ざん・破壊に強いという特徴のほか、サーバーのダウンや中央管理者による不正にも強いものとなっている。

 

MasterCardの取り組み

MasterCardでは、ブロックチェーン上で取引記録が行われるが、その記録を見るには秘密鍵・IDが必要となるよう取引を匿名化し、プライバシーを保護する技術の特許申請を行っているほか、ブロックチェーン技術社の大幅採用など技術に対して積極的な取り組みを見せている企業の1つである。

今回のR3とのパートナーシップ発表前の3日には、R3が提供するブロックチェーンプラットフォーム[Corda]を搭載した貿易金融[Marco Polo]への参加を発表しているほか、仮加盟ではあるがFacebookによる暗号通貨プロジェクト[Libra]への参加も発表している。

 

R3の動き

R3が提供するCordaのアプリケーションは、保険や貿易金融といった金融業・不動産業などの幅広い分野での活用を目指して開発されているため、様々な業界での採用が進められている。特に利用範囲が限定されていないことや各国規制当局との連携が取れている点が高く評価されている。

  • R3 分散型台帳技術を開発する企業であり、ブロックチェーン技術を金融システムで利用するための研究開発コンソーシアムでは、世界各国中央銀行や規制機関を含めた各種業界300団体が参加しCorda開発を進めている。このCordaでは、貿易金融・保険といった金融業・不動産業と幅広い分野での活用が目指されている。SBIとの合弁会社を日本に設立しており、国内でのCordaインフラが構築されることが期待されている。

 

まとめ

既存の大手金融企業と新たな勢力として成長しつつあるフィンテック企業が提携し、既存の金融サービスの向上に動いている。国内でもみずほや三菱UFJSBIとそれぞれで金融サービス向上のための技術投資を行うとともにセキュリティ強化等に注力している。

 

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