クラウドファンディング大手のCAMPFIREが新たに仮想通貨の取引事業を手掛けるにあたり取引所を開設した。
CAMPFIREが仮想通貨の取引所を開設した。2011年からクラウドファンディング事業を手掛けており、その分野では古参の会社に入るだろう。
これまでに5000件以上のファンディングを手掛け、20万人が利用し、20億円の資金提供が行われた。
あらたに開設される取引所のFIREX(ファイアエックス)は国内大手のフィンテック企業テックビューロと提携しており、同社のシステムを利用した取引所である。
クラウドファンディングの決済手段として仮想通貨(ビットコイン)が利用できるようになることで、決済にかかる送金手数料を抑えることができプロジェクト支援者とプロジェクト立案者双方にメリットがあるという意図だ。(さらに言えば事業を国際化する際にはCAMPFIREにも有利に働くだろう)
FIREXでは、現在ビットコインと日本円を交換することができ、CAMPFIREのプロジェクト支援もビットコインを通じて行うことが可能であるが将来的にはCAMPFIRE独自の仮想通貨も利用できるようになる見込みだという。
ユーザーの立場からすると、サービスがビットコイン支援に対応することでより柔軟に利用できるクラウドファンディングが誕生したと言えるのではないだろうか。
自分の中に実現したいアイデアがあり、資金が足りない場合は、銀行に赴く前に一度CAMPFIREでテントを張るのもアリだ。