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Keychain、開発フレームワーク提供開始[ブロックチェーン]

記事のポイント

  • Keychain、開発フレームワーク提供開始
  • [Keychain Core]の特徴
  • Keychainの国内での取り組み

合同会社Keychainは企業がブロックチェーン上でデータセキュリティとIdentity基盤を実装できる[Keychain Core]の提供を開始したことを発表した。すでに存在しているインフラ・アプリケーションに苑麻導入できる点やどのブロックチェーンも利用できるという自由度・利便性の高さから、採用する企業・団体も多いのではないか、国内のブロックチェーン導入を後押しするのではないかと期待されている。

 

Keychain、開発フレームワーク提供開始

95日、合同会社Keychainは企業がブロックチェーン上でデータセキュリティとIdentity基盤を実装できる[Keychain Core]の提供を開始したことを発表した。この[Keychain Core]では、どのブロックチェーン基盤上でも利用できるアプリケーション開発フレームとなっており、利用者の希望・都合に合わせることが容易であり、自由度の高いものとなっている。特に利用者はどのブロックチェーンを利用するか自由に選択できるため迅速かつ低コストでブロックチェーン上にアプリケーションを開発することが可能となっているうえ、利用者自身がデータ管理を行うことができるデータセキュリティを維持できるものとなっている。ブロックチェーン技術の導入・活用による業務効率化やコスト削減が期待されている金融や医療・物流といった様々な業過での同技術導入を促進させるものとなっている。

  • ブロックチェーン技術 取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、取引履歴・情報を正確に維持しようとする技術であり、P2Pネットワークを利用することで中央管理者を必要とせずにシステムを維持することが可能なものとなっている。分散され、中央管理者がいないため、データの改ざん・破壊に強いという特徴のほか、サーバーのダウンや中央管理者による不正にも強いものとなっている。

 

[Keychain Core]

KeychainCoreを利用することで、利用者は既存インフラやアプリケーションに以下のような新機能を組み込むことが可能となっている。

  • 自己主権型Identity ( Self-Sovereign Identity )
  • エンド-to-エンド暗号化、複合化、電子署名、データ完全性
  • キーロールオーバー:相手先と暗号化通信している途中でも鍵情報を更新できる機能
  • 電子署名の変更履歴の検証
  • 複数署名を利用した承認ワークフロー

同サービスを使うために、一から作り直す必要はなく、既存のインフラ・アプリケーションにそのまま活用することが可能なため利便性・コストともに強みがある。またセキュリティは国際標準準拠の暗号技術を採用しているほか、オフチェーンでデータ保存を行うことも可能となっている。

 

合同会社Keychainの動き

今回、ブロックチェーン基盤上で利用可能なアプリケーション開発フレームワーク[Keychain Core]の発表を行ったKeychainは、2017年経済産業省IoT推進ラボから審査員特別賞を受賞。その後国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)IoT推進ラボ・経済産業省連携の支援を受け、ブロックチェーンを活用したIoT認証セキュリティプラットフォームの実現に向けた研究開発を実施。20196月には、中部電力会社の技術開発本部とともに、ブロックチェーン技術を活用した個人認証及び分散型台帳を利用したデジタル・アセットの発行と個人間取引の実証実験の実証を行うなど、国内でもブロックチェーン技術を活用した様々な取り組み・研究開発を行っている企業である。

  •  IoT(Internet of Things) コンピュータ、スマホなどの情報通信機器だけでなく、様々なものに通信機能を持たせることで相互通信を可能にし、自動認識や自動制御などを行う仕組み。取引相手同士がつながるのはP2p,者同士がつながるのはM2M

 

まとめ

Keychainが提供発表を行ったブロックチェーン基盤上で利用可能なアプリケーション開発フレームワーク[Keychain Core]は、国内のブロックチェーン導入・実装に貢献するのではないかと期待されている。とくに、すでに存在しているインフラ・アプリケーションに苑麻導入できる点やどのブロックチェーンも利用できるという自由度・利便性の高さから、採用する企業・団体も多いとみられている。

 

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参考:合同会社Keychain[Keychain, データセキュリティとIdentityレイヤーをBitcoin上で実現。ブロックチェーンのエンタープライズ利用を促進]

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