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Binance、レンディングサービス提供へ[国内レンディングサービス]

記事のポイント

  • Binance、レンディングサービス提供へ
  • レンディングサービスとは
  • 国内でのレンディングサービス

世界大手暗号通貨取引所であるBinance(バイナンス)は暗号通貨の貸し出しサービスの提供を発表した。国内外ともに暗号通貨の貸し出しサービスは行われている。ただ「資産を預けるだけで金利を得られる」として怪しい業者に資産を預け、すべての資産を失うという事例もあるので、こうしたレンディングサービスを利用する際には信頼できる業者であるか調査し、レンディングサービスそのものの危険性について十分理解して行うことが必要である。

 

Binance、レンディングサービス提供へ

826日、世界大手暗号通貨取引所であるBinance(バイナンス)は暗号通貨の貸し出しサービスの提供を発表した。同サービスでは、利用者が保有している暗号通貨を貸し出すことで、金利が稼げるというものになっている。

このサービスに対応する通貨は同取引所の独自コインであるバイナンスコイン(BNB)、ステーブルコインであるテザー(USDT)、イーサリアムクラシック(ETC)3種となっている。これらコインは需要に基づいて選出されたものとなっている。また、コインによって年利は異なり、この中ではBNB15%と最も高く、ETC7%と最も低くなっている。サービス開始にあたってまず、14日間という短期間で試験的な導入を行い、これに対する利用者の反応を見て金利の調整を行っていくとしているため、今後市場の反応によっては変化がみられる可能性があるとしている。

  • Binance マルタに拠点を構える暗号通貨取引所。世界的に取引サービスを提供しており、取り扱っているコインの多さ、問題発生時の対応の速さや良さから高い信頼を得ている取引所である。同取引所による分散型取引所(DEX)の開設や先物取引所の開設、アメリカ市場特化型の取引所開設等々、用途や需要に合わせた取引所の構築に注力しているほか、DEX流動性向上のための独自通貨BTCBの発行やイギリスポンドと連動したステーブルコイン発行計画などを予定している

 

レンディングサービスとは

レンディングサービスは、銀行のサービスに言い換えれば「定期預金」に当てはまる。自身の保有している暗号通貨を取引所へ貸し出し、一定期間を経て利子とともに自身の暗号通貨を受け取る。当然、貸し出しを行っている期間は、自分の資産とは言え手元に存在しないため利用することはできない。そのため、価格が急騰・急落した際にも何かすることはできないため、そのリスクを十分に理解したうえで利用することが必要となる。

 

国内でのレンディングサービス

今回、大手取引所Binanceでのレンディングサービス開始が発表されたが、国内でも同様のサービスは以前より存在している。国内取引所であるGMOコインやコインチェック、ビットバンクといった多くの取引所で同サービスが展開されている。取引所によって貸し出しを行える通貨の種類や最少額、最大額等は異なるため、注意が必要である。

  • コインチェック 最大年率5%(BTC)
  • GMOコイン 募集時のみ
  • Bitbank 最大年率5%(BTCETHLTCMONAXRPBCH)

また、さきほどレンディングサービスを「定期預金」のようなものとして説明を行ったが、実際は暗号通貨のレンディングサービスは預金保険の対象とはならないため、取引所が破綻してその資産が保護されるとは限らず、危険性もあるため「金利が得られる」「資産を預けるだけで資産が増える」といった点にだけ注目するのは避け、きちんと暗号通貨関連サービスを行うに必要な認可を得た企業であるのか、実在する業者によるサービスなのか、きちんと調べてから利用することをお勧めする。

 

まとめ

Binanceは今回の貸し出しサービスの発表のほかにも、ここ最近で証拠金取引サービスの提供や暗号通貨プロジェクト[Venus]の発表と数多くの動きを見せている。国内でもIEO事業の検討や電子マネー・ポイントとの連携によって暗号通貨の活用機会が増えているように、国外でもそうした動きが活発になっているようである。

 

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参考:Binance[Binance Will Launch Lending Platform: 14-Day Fixed Term USDT, BNB and ETC Lending Products Available for Subscription]

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