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送金サービス[One Pay FX]、ラテンアメリカでの提供準備[xCurrent]

記事のポイント

  • Santander、サービス対象拡大へ
  • 送金サービス[One Pay FX]
  • ラテンアメリカでの国際送金への動き

819日、暗号通貨メディアCoinDeskによって、スペインの大手金融機関であるSantander(サンタンデール)が提供する国際送金アプリで、ラテンアメリカの顧客向けに即時無料でアメリカに送金できるサービスを提供する準備を進めていることが報じられた。

 

Santander、サービス対象拡大へ

スペインの大手金融機関であるSantander(サンタンデール)は、現在提供している送金アプリ[OnePay FX]に、新たにRipple社の国際送金ソリューション[xCurrent]を利用し、ラテンアメリカに存在する顧客が利用できる送金サービスを搭載し提供する準備を進めていることが、大手暗号通貨メディアCoinDeskの取材によって明らかになった。

[One Pay FX]Ripple社の[xCurrent]を利用したサービスとなっており、現在アメリカ含む19国間で送金サービスが利用できるようになっている。今回明らかとなった準備が完了することで更に多くの国・地域で同サービスが利用できるようになり、RippleNetが拡大することが期待されている。

  • xCurrent  RippleNet上で通信を行う2者間(E2E)での送金状況の追跡や分析、メッセージングも可能になる技術。銀行間取引における送金情報・送金指示を相互に通信でき、現在の送金問題としてある指示ミスによる送金ミスや送金中に資金を見失ってしまうという事態を防ぐことに貢献する。xRapidとは異なり暗号通貨XRPは利用しない。

 

ラテンアメリカ向けのサービス展開準備

前述の通り、[One Pay FX]19ヵ国へサービス提供を行っているが、アメリカに送金できるのはイギリスとスペインの2ヵ国のみとなっている。具体的にラテンアメリカに位置するどの国でサービスが利用できるようになるのかは不明だが、Santanderがブラジル・チリ・メキシコ・ウルグアイに銀行サービスを提供していることから、この中の国で利用できるようになるのではないかと予想されている。

また、6月にはパナマの銀行Banesco Panama]とチリの銀行[Scotiabank Chile]が、それぞれ[xCurrent]を利用した概念実証を行っていることが報じられており、ラテンアメリカでの国際送金サービス向上の動きが高まっていることから、この[One Pay FX]での動きもこれを活性化させるものとなるのではないかと期待されているのである。とくに[xCurrent]の概念実証を行ったBanesco はドミニカ共和国、ポルトガル、スペイン、ベネズエラ等グループで展開している銀行間取引でブロックチェーン技術の活用を考えており、すでに5月にパナマからペルーのグループ銀行への送金を行っている。

 

まとめ

Ripple社が提供しているもう1つの国際送金ソリューション[xRapid]とは異なり、暗号通貨エックスアールピー(Ripple/XRP)を利用しないことから、金融機関による暗号通貨の利用が制限されている場合や法規制が不透明な場合、暗号通貨利用に関して消極的な場合でも利用しやすいという点があり、多くの企業がこのxCurrentを採用している。今回のSantanderの動きやラテンアメリカでの動きなど、世界中でxCurrentの活用検討・準備が進められており、RippleNetは拡大しつつある。

 

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参考:CoinDesk[Santander to Connect Latin America to Ripple-Powered Remittance Service]

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