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LINEPay、中国決済サービス[WeChatPay]と連携開始

記事のポイント

  • LINE PayWeChatPayと連携
  • 訪日観光客の不満4割を占める[決済]

LINE Pay株式会社は同社が提供するスマホ決済サービス[LINE Pay]において、同日より中国大手SNS企業テンセント(騰訊控股)が提供する決済サービス[WeChatPay]と連携を開始することを発表した。同社らの提携は201811月から報じられており、同サービスの連携が期待されていた。

 

LINE PayWeChatPayと連携

89日、LINE Pay株式会社は同社が提供するスマホ決済サービス[LINE Pay]において、同日より中国大手SNS企業であり、2大決済サービスである[WeChatPay]と連携を開始することを発表した。

これにより[WeChatPay]利用者は、訪日時に日本国内LINE Pay加盟店に掲示されたQRコードをWeChatPayで読み込むことが可能となり、これまでよりも幅広い地域で買い物を気軽に楽しめるようになる。LINE Pay利用者にとっては直接関係ないものの、加盟店にとっては観光客からの収益を獲得しやすくなるという利点がある。さらに、中国で多くの方が利用しているWeChatPayと連携することで、WeChatPay利用者が訪日時に日常的に利用しているWeChatPayのほかの決済手段を用意する手間が省け、決済の不便さが解消されるために、日本国内での決済を活性化させることが期待されている。

 

訪日観光客の不満4割を占める[決済]

日本政府観光局の統計によると、訪日観光客の4割は[決済]に関して不満を持っている。この訪日観光客の半数以上をキャッシュレス決済比率が60%を超える中国・台湾・香港・韓国が占めていることから、この決済に関する問題は国内の観光収入に大きな影響を与えうる問題となっている。特に韓国においては、キャッシュレス決済比率が89%と非常に高く、比率が20%付近にとどまっている日本とは大きな開きがある。

決済に不便さがあれば、消費行動に歯止めがかかる。資金を持っていて、品物を気に入っていても「現金のみ」とあれば購入を見送ることもあるだろう。そうした「決済」に関する不満が認識されている中で、今回のLINE PayWeChatPayとの連携は問題を解消することにつながると期待されているのである。

まだ、国内はキャッシュレス決済サービスが競争し、普及させるための準備段階ではあるものの、国内でのキャッシュレス決済を受け入れる体制が構築されることで観光収入を大きく押しあがることが期待されている。特に2020年には東京オリンピックが開催予定であり、多くの観光客が訪れることが想定されるため、決済の利便性向上・キャッシュレス決済対応整備は急務だとされている。

  • キャッシュレス決済 クレジットカードやデビットカード・電子マネーやスマホのQRコードなど、現金を利用せずに決済を行う方法。すべての記録が残り、決済業者で確認できるために不正や悪用対策が取りやすくなる。また記録が残ることで分析が行いやすくなり、よりよいサービスの向上、不正に対する適切な対応が取りやすくなるとされている。

 

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