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デジタルコンテンツに証明書付与[ブロックチェーン]

記事のポイント

  • デジタルコンテンツに証明書付与
  • コンテンツの著作権保護
  • エイベックス・テクノロジーズの動き

エイベックス・テクノロジーズ株式会社(ATS)はブロックチェーン技術を活用し、特定のデジタルコンテンツに証明書を付与する技術[A trust(エートラスト)]を開発することを発表した。

 

デジタルコンテンツに証明書付与

718日、エイベックス・テクノロジーズ株式会社(ATS)はブロックチェーン技術を活用し、特定のデジタルコンテンツに証明書を付与する技術[A trust(エートラスト)]を開発することを発表した。[A trust]は、デジタルコンテンツに証明書を付与する仕組みであり、購入者は証明書付きのデジタルコンテンツを所有することが可能となる。そのため真贋証明が困難であり、海賊版が出回っている現状において購入者は購入する際の一つの基準として同技術を活用できるとともに、著作権保護やコンテンツ制作者への適切な報酬が支払われる環境が実現する。

現在はデジタルコンテンツに証明書を付与する技術としての加発が行われているが、決済とブロックチェーン上のデータを明確に分離し、暗号通貨ではなく法定通貨を用いてブロックチェーン上で証明書を発行できる仕組みにもなっているため、デジタルコンテンツの販売プラットフォームとしての活用も可能なものとなっている。

  • ブロックチェーン技術 取引履歴を暗号技術によって過去から一本の鎖のようにつなげ、取引履歴・情報を正確に維持しようとする技術であり、P2Pネットワークを利用することで中央管理者を必要とせずにシステムを維持することが可能なものとなっている。分散され、中央管理者がいないため、データの改ざん・破壊に強いという特徴のほか、サーバーのダウンや中央管理者による不正にも強いものとなっている。

 

著作権保護に動くエイベックス

エイベックス・テクノロジーズは59日、音楽業界大手エイベックスが同日開催された取締役会で設立が決定した技術企業である。技術の進展に伴う知的財産権創造のあり方、著作権保護などのほか、クラウド技術などを活用して作成したコンテンツをどこでも楽しめるような配信を行うことなどを目的に活動していくことを目的としており、ブロックチェーン技術を活用した技術開発についても積極的に進めていく方針であることを明らかにしている。

実際に、エイベックス・テクノロジーズは、経済産業省が公表した「コンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)」の対象となった11件の実証実験・開発事業の1つでもある。同省の公表によると、同社はブロックチェーン技術を用いて、許諾条件を満たしている場合の自動的許諾による著作物の再利用促進や、著作物を再利用した著作物が収益を上げた場合の原著作物への合法的な収益の自動的還元、複数の著作物を再利用した創作活動の支援等を行うシステムを構築することが掲げられており、今回開発が発表された[A trust]でこうした仕組みが構築されるとみられる。[A trust]によって、著作物の細分化・合成・2次利用に関する利便性の向上を目指すとともに、国内だけでなく海外への展開を見据え、著作物の再利用ビジネスを促進することにより個人の創作活動に対して収入源をもたらすことを目的にしている。

 

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参考:エイベックス・テクノロジーズ株式会社[デジタルコンテンツに証明書を付与する技術「A trust」を開発]

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