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[初心者向け]ウォレットとは?ウォレットの種類

記事のポイント

  • ウォレットとは
  • ウォレットの種類
  • 保有額・用途に応じてウォレットを選ぶ
  • 国内での暗号通貨管理に関する規制

暗号通貨を保管するために誰もが利用する「ウォレット」には様々な種類があり、それぞれに特徴が存在する。安全性や利便性に差異があるため、自身が暗号通貨をどのように利用するかに応じて最適なウォレットを選ぶことが必要だ。

 

ウォレットとは

ウォレットとは暗号通貨の秘密鍵を管理するものだ。秘密鍵は暗号通貨の所有権を示すものであり、「このコインは私のものです」と証明するものである。そのためウォレットのハッキングで秘密鍵が盗まれた場合、「所有権」を盗まれたのと同じことであり、暗号通貨が盗まれてしまうという事態につながる。ウォレットではそうした重要な暗号通貨の秘密鍵を保管するものであり、これの安全性・利便性を向上させるために世界的に研究開発が進められている。

 

ウォレットの種類

一口にウォレットといっても、様々なものが存在する。大雑把に分けるとネットにつながっているホットウォレットとつながっていないコールドウォレットが存在する。また、紙で保管する方法やUSBなど専用端末で保管する方法など様々な方法がある。

◇ホットウォレット 常にオンライン上に通貨が保管されているウォレットで、インターネットに接続されているため手軽に資金の出し入れが可能になっているが、常にネットとつながった状態であるために不正アクセスやハッキングの可能性がある。利便性が高いものの安全性において不安がある。

◇コールドウォレット インターネットから完全に切り離した状態で保管・管理を行う。ネットとはつながっていないためにハッキングなどから資産を守ることができ、資産を管理するには最適だとされる。しかし、ネットから切り離されているために、送金や取引といった行為を行うにはそのたびに接続する必要があり、取引を頻繁に行う方にとっては不便なものとなっている。

◇ペーパーウォレット コールドウォレットの一種。紙に印刷して、完全なオフラインで保管する方法となっており、持ち運びや保管のしやすさが利点として挙げられている。しかし媒体は紙であるため紛失、破損したときに復元が不可能というデメリットがある。

◇ハードウェアウォレット コールドウォレットの一種。USBなどの専用端末で保管するため、持ち運びが可能なほか、PCやスマホに接続することも容易になっているため、コールドウォレットで安全に管理しながら、ホットウォレットのように利用できる利点が存在する。ただウイルス感染などでデータ破損する可能性も存在する。

◇取引所のウォレット 取引所が提供しているウォレット。取引所では取引を陣俗に行うため、資産の一部はホットウォレットで管理されているが、移動する必要がないとみられている資産の多くは安全性確保のためにコールドウォレットで保管されている。金融庁ではこの資産管理の体制についても規制強化を行う考えである。

 

用途に応じたウォレットを

上記のようにウォレットにはそれぞれの特徴が存在する。ただ人気が高い、よく耳にするという点だけでなく、自身の用途に応じてウォレットを選ぶことをお勧めする。

例えば暗号通貨を「買い増し」するだけで頻繁に売買せず、暗号通貨決済も行わない人であれば、資産を動かすことはそうないため、安全性に特化したコールドウォレットでの管理がいいだろう。しかし、取引を頻繁に行う、投げ銭や決済で暗号通貨を利用している人は、利用する分はホットウォレットで管理しておいた方がストレスなく利用できる。

それぞれの保有額、用途に応じてウォレットを使い分けることが重要だ。また、ウォレットの利用方法がわからないのに、無理して利用し資産を紛失してしまう、ということもあるため、自身のできる範囲で安全な資産管理を行うことをお勧めする。

 

国内での暗号通貨管理に関する法規制

2019年5月31日に成立した金融商品取引法・資金決済法改正法によって、今後暗号通貨の管理に関しても明確な法規制が設けられることが決定した。顧客の暗号通貨を管理、保管するサービスを提供する投げ銭サービスやウォレット業者、取引業者といった業者は「顧客の資産はコールドウォレットで管理すること」もしくは「ネット上(ホットウォレット)で管理する場合には別途、それに見合う金額・弁済原資を保持すること」を義務付けられるようになることが予定されている。

 

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※本記事は暗号通貨に関する情報提供・説明を目的としたものであり、暗号通貨投資を勧めるものではございません。投資を検討する場合には暗号通貨が法定通貨と異なり、価値が保障されているものではないということを理解したうえで、さらに事業内容・企業等をよく確認し、リスクを十分に理解したうえで、自己判断・自己責任で行ってください。

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