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タイ最大級の銀行、サイアム銀行がついに[XRPシステム]

記事のポイント

  • タイ最大級の銀行、サイアム銀行がついに
  • XRPシステムに関する発言
  • タイの暗号通貨関連の動き

タイ最大級の商業銀行であるSiam Commercial Bank(サイアム銀行/SCB)は、公式Twitterで「近日中にXRPシステムの発表を行う」と発言した。同行はRippleNetに加盟している金融機関であり、金融機関で初めてmulti-hopを実装することを発表している銀行である。Multi-hop実装発表時に価格が上昇したXRPだが、XRPシステム発表時にはどのように影響がみられるのか注目しておきたい。

  • XRP 暗号通貨リップル(Ripple/XRP)は金融機関の送金で法定通貨間の橋渡し役となる通貨として、アメリカのRipple Labo(リップルラボ)社によって開発された。「送金」に重点を置いているため取引速度は数秒となっている。国際送金は4秒未満、手数料は、トランザクションごとに約 0.00001 XRP1秒間に1500件以上の取引処理が可能 と送金・決済において優秀な機能を有している。

 

サイアム銀行、ついに動き出す

65日、タイ最大級の商業銀行であるSiam Commercial Bank(サイアム銀行/SCB)は公式Twitterで以下のように「XRPシステムは近日中に発表されます。公式SNSが発表するスケジュールを確認してください」とツイートした。

同行は20189月に金融機関として初めてmulti-hop(マルチホップ)の実装を行うことを発表したほか、20192月にはアラブ首長国連邦(UAE)の送金業者Finablr(フィナブラー)RippleNetに加盟した際に同業者が所有するUAE ExchangeUninomiの国際送金ブランドと提携したいとの国際送金を行うことも発表していた。そして、この2月には同行が、Ripple社の提供する送金ソリューションのうちの1xRapidで利用されている暗号通貨エックスアールピー(Ripple/XRP)の利用を試験的に始めているのではないかと報道されていた。今回の「XRPシステムは近日中に発表されます」という発言は、これまでのRipple社との関係やRipple社の国際送金ソリューションに対する動き・評価といったことから多くの注目を集めるものとなっている。

  • RippleNet  Ripple社が構築する国際送金ネットワーク、送金インフラとなっている。RiippleNetへの参加はRipple社の提供するxCurrentxRapid・xViaのいずれかを使用することを意味する。現在、200を超える金融機関が同ネットワークに加盟している。
  • xRapid 銀行が取引所などを利用してXRPで送金し、その後法定通貨と変換するものであり、実際に資金の移動を行う技術。現在の送金では、ただ資金を移動させるだけでなく、外貨と交換するために外貨を準備・管理する必要があり、そのコストから対応できる銀行は限られており、非常に手間のかかるものになっている。xRapidではXRPで相手に送金し、相手がその通貨に変換すれば完了と非常に手間のかからない効率的なものになっている。特に暗号通貨で送金するため瞬時に送金が完了し、コストも抑えられるものとなっている。

 

Multi-hop実装、サイアム商業銀行の重要性

サイアム銀行(SCB)が実装発表したmulti-hopというのは、RippleNet内の金融機関同士の取引を決済する仕組みであり、これが導入されることでRippleNetに参加する金融機関の取引速度を速め、低コストで利用できるようになる。また、これはSCBが取引仲介者として存在するため取引の透明性が向上するほか、取引者同士が直接通信を行う必要はない。

たとえば、A銀行からB銀行へ送金する際、インフラ整備がなされておらずA行からB行への送金が困難であったとしても、A行がこの仲介者であるSCBへ接続するだけで取引が行われるのである。当然これは追加の手数料は必要としないほか、これまでの国際送金でみられたような自国通貨と受取機関で利用する通貨の交換をする必要もない。結果通貨交換に係る時間や手数料を削減し、素早く透明性を高めた状態で安く国際送金を行うことが可能になるのである。

 

まとめ

サイアム銀行の資産規模も注目を集める要因の1つであるが、同行が拠点を構えるタイでは暗号通貨に友好的な法規制を敷いていることで有名な国である。20194月には証券法が改正され、同国内でのデジタル株式・トークン証券の発行が可能になったほか、貿易や安全保障分野でブロックチェーン技術導入を進められるように法改正が行われている。この証券市場のデジタル化を進めるほか、ICOで調達可能な暗号通貨・法定通貨の制限、暗号通貨関連事業者に対する登録制度を設けるなど、暗号通貨・ブロックチェーンを利用するための環境が整っている国であり、このサイアム銀行のXRPシステムの利用には期待が集まっている。

 

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参考:Twitter[ @scb_thailand ]

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