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SendFriend、今月中にxRapid導入[国際送金が活発なフィリピン]

記事のポイント

  • SendFriend、今月中にxRapidを導入したサービス開始
  • 出稼ぎ大国であり、国際送金への関心が高い国、フィリピン

フィリピンの送金業者であり、2019年1月8日にRipple社が公式ブログにて新たに13社の企業がRippleNetに加盟したことを発表する際に名を連ねていた企業SendFriendが、今月中(6月)にも、Ripple社の提供する国際送金ソリューションxRapidを導入したサービスを提供する予定であることを発表した。

  • XRP 暗号通貨リップル(Ripple/XRP)は金融機関の送金で法定通貨間の橋渡し役となる通貨として、アメリカのRipple Labo(リップルラボ)社によって開発された。「送金」に重点を置いているため取引速度は数秒となっている。国際送金は4秒未満、手数料は、トランザクションごとに約 0.00001 XRP1秒間に1500件以上の取引処理が可能 と送金・決済において優秀な機能を有している。

 

SendFriend、xRapid導入今月中に

XRP,Ripple共に関係のあるxRapidの活用・導入といった動きは昨年末から急速に増えつつあるが、今回はフィリピンの送金業者であるSendFriendが、今月中にもxRapidを導入したサービスを開始する予定であることを6月6日、発表した。同社は2019年1月8日にRipple社が公式ブログにて新たに13社の企業がRippleNetに加盟したことを発表する際に名を連ねていた企業であり、加盟当初よりxRapidを活用する意向を示していた。今回のSendFriendの発表は、正式にサービスを始めるお知らせとなる。

前述の通りSendFriendはフィリピンの送金業者であり、フィリピンは国外へ出稼ぎに出る人が多いことで知られている。実際にフィリピンのGDPの約10%が海外送金が占める程大きな割合を占めており、それゆえに国際送金に係るコスト・時間ということに関しては高い関心が寄せられているのである。1月にはメキシコ・フィリピン間での国際送金にxRapidを導入することを発表したTranspaygoの動きや4月にアメリカ大手の国際送金業者WesternUnionがフィリピンの暗号通貨ウォレット企業Coins.phと、フィリピン向けの国際・国内送金の為に提携を発表したことからもうかがえる。

SendFriendは、こうした国内の国際送金に関する需要と要望に応えるためにサービスを開始した企業であり、今回のxRapidの導入も「国際送金をより早く、より安く、より安全に」利用できるようにするためのものである。

  • RippleNet Ripple社が構築する国際送金ネットワーク、送金インフラとなっている。RiippleNetへの参加はRipple社の提供するxCurrent・xRapid・xViaのいずれかを使用することを意味する。
  • xRapid 銀行が取引所などを利用してXRPで送金し、その後法定通貨と変換するものであり、実際に資金の移動を行う技術。現在の送金では、ただ資金を移動させるだけでなく、外貨と交換するために外貨を準備・管理する必要があり、そのコストから対応できる銀行は限られており、非常に手間のかかるものになっている。xRapidではXRPで相手に送金し、相手がその通貨に変換すれば完了と非常に手間のかからない効率的なものになっている。特に暗号通貨で送金するため瞬時に送金が完了し、コストも抑えられるものとなっている。

 

国際送金への動き

国際送金にかかるコスト・時間を削減し、利便性と安全性の向上に努めようとする動きは世界各国のフィンテック企業だけでなく、伝統的な金融機関でも見られている。1973年より世界各国の金融機関に国際送金や証券取引等のサービスを提供し、インフラとして活躍しているSWIFTをはじめ、世界的な金融機関jpモルガンによる送金ネットワークnterbank Information Network[IIN]、世界的IT企業であるIBMによる暗号通貨ステラ[Stellar/XLM]を活用したBlockchain World Wire、そして先日日経新聞によって報じられた日米欧の有力銀行による独自通貨を利用した国際送金とその競争は激しくなってきている。

 

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参考:Twitter[ @sendfriendinc ]

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