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Coinbase Commerce、2種のステーブルコイン採用[USDC・DAI]

記事のポイント

  • Coinbase Commerce、ステーブルコイン採用
  • アメリカドル担保のUSDCETH担保のDAI
  • ステーブルコインの環境

アメリカ大手暗号通貨取引所Coinbase(コインベース)は、同取引所が提供する企業向け暗号通貨決済サービス[Coinbase Commerce]で、アメリカドルによって価値が担保されているUSDCと、イーサリアムによって担保されているDAI2種のステーブルコインの取り扱いを発表した。

 

Coinbase Commerce、ステーブルコイン採用

520日、アメリカ大手暗号通貨取引所Coinbase(コインベース)は、同取引所が提供する企業向け暗号通貨決済サービス[Coinbase Commerce]の中で、アメリカドルによって価値が担保されているステーブルコインUSDCでの決済を取り扱うことを発表。24日には、暗号通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)によって価値が担保されているステーブルコインDai(DAI)を取り扱うことを発表した。

同サービスは20182月に開始されたもので、同サービスを利用する加盟店は簡単に暗号通貨決済に対応できる。これまで同サービスでは以下4種の暗号通貨で決済が可能だったが、この発表により2種のステーブルコインでの決済が可能となった。特にUSDCに関しては取引手数料なしに利用することが可能であり、国内外問わず自由に行える点・銀行口座を必要としない点といった暗号通貨決済の利点だけでなく、暗号通貨にある価格変動リスクを避けながら、決済を受け入れることが可能になる。

  • ビットコイン(Bitcoin/BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
  • ライトコイン(Litecoin/LTC)
  • イーサリアム(Ethereum/ETH)
<追加>
  • USDCircle(USDC)
  • Dai(DAI)

 

  • ステーブルコイン Stablecoinはその名の通り、価格が安定したコインとなっている。法定通貨を担保とし、価値を担保しているものや他の暗号通貨と連動しているもの、スマートコントラクトで発行しているものなど様々な種類がある。暗号通貨の銀行口座を介さずに送金ができるメリットや法定通貨同様価格が安定しているメリットと、法定通貨と暗号通貨の利点を併せ持ったものとなっている。
  • USDC 米国の仮想通貨取引所Coinbaseと仮想通貨金融業者のCircle Internet Financial Limited(以下Circle)が共同設立した業界コンソーシアムであるCENTREが管理するステーブルコインであり、最近OKExHuobiといった世界的取引所で上場が行われている注目のステーブルコイン。国内の仮想通貨交換業者であるQUOINEUSDCの取り扱いを開始しているほか、暗号通貨決済大手のBitPayでも決済通貨として採用。先日第三者機関であり大手会計事務所Grant Thornton LLPによって、USDCの価値を裏付けするための十分な準備金があることが証明された。

 

 

ステーブルコインの活躍

ステーブルコインはその技術や裏付けとされる資産の存在によって、価格変動の激しい暗号通貨の価格を安定させたものとなっている。暗号通貨市場全体が大きく低迷した2018年後半には価格の安定性からステーブルコインの注目度が高まり、イギリスポンドやオーストラリアドル・アメリカドルなどの法定通貨を担保としたステーブルコインの開発が相次いで発表された。

十分な準備金が存在しないこと、部分的にビットコインでの担保が行われていたことから注目を集めているテザー(Tether/USDT)は、その不透明さから問題視されているものの、ステーブルコインの中では断トツの取引量を誇るコインとなっている。そうした中で、今回のCoinbaseのように、USDT以外のステーブルコインを使う機会が提供されるというのは、ステーブルコイン市場の動きを活発化・健全化するのに大きく貢献するのではないかとみられる。最近では取引所でもUSDCGemini Doller(GUSD)Paxps Standard Token(PAX)といった様々なステーブルコインの取り扱いが積極的に行われている。

 

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参考:The Coinbase Blog[Accept USD Coin with Coinbase Commerce]

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