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取引所Coinbase、独自カード発行へ

記事のポイント

  • 取引所Coinbase、独自カード発行へ
  • イギリスユーザー向けサービス

410日、アメリカ大手暗号通貨取引所Coinbase(コインベース)は、暗号通貨の瞬時決裁を可能にする独自のカードを発行することを発表した。法定通貨と暗号通貨の取引利便性向上に動く取引所、法定通貨と暗号通貨を自由に使い分けられるようなサービスを提供する取引所、と暗号通貨の利用機会・利便性の向上から、普及促進に期待が高まる。

 

Coinbase,暗号通貨残高に基づくデビットカード

同取引所の発行するカードは、同取引所の口座残高を利用して決済・引き出しを可能にするデビットカードである。まずはイギリスの利用者のみの対応サービスとなるが順次対応範囲を拡大し、欧州諸国でも同サービスを利用できるようにする方針だ。同カードでは決済やATMからの預金引き出しの際に、保有しているビットコインなどの暗号資産を即時に法定通貨に換金し、利用する仕組みとなっている。

 

  • Coinbase(コインベース) アメリカの大手暗号通貨取引所。アメリカ証券取引委員会(SEC)に忠実で規制に沿ったサービスを提供している取引所として有名である。2018925日に上場審査ポリシーの変更を行い、これまで主要通貨のみの取り扱いだった同取引所はさまざまなコインを取り扱うようになった。日本の仮想通貨交換業者登録を目指している。
  • デビットカード 預金口座に直結しているカードとなっており、決済時に預金口座から直接即時決済が行われるもの。預金口座から引き落とされるため、口座保有額が利用限度額となり、使いすぎによる借金の心配はない。

 

 

取引所による暗号通貨決済サービス

国内暗号通貨取引所でも電気料金やタクシー、買い物などで暗号通貨を利用できるように決済サービスを提供することは多くみられている。また、最近では暗号通貨取引の利便性向上のために、クレジットカードやデビットカードでの暗号通貨購入に対応する取引所も存在しており、法定通貨と暗号通貨の取引、暗号通貨を法定通貨のように利用する機会・環境は着実に整えられ始めている。

今回、Coinbaseが発表したデビットカードではこれまでの法定通貨から暗号通貨への動きだけでなく、暗号通貨を法定通貨へという動きも瞬時に行えるものとなっている。これらの交換速度・利便性が向上されることで法定通貨は暗号通貨のように自由に、暗号通貨は法定通貨のように幅広く、それぞれの特徴を生かして利用することが容易になる。

 

まとめ

Coinbaseは暗号通貨を利用したギフトカードサービスや決済サービス、資産管理サービス、ウォレットの多機能化、暗号通貨の保険と、暗号通貨の利用機会拡大のための様々な取り組みを積極的に進めている取引所である。日本への進出意欲・計画は露わになっているものの、未だ登録は完了しておらず、今回のデビットカード利用もできないが、今後日本の暗号通貨市場に大きな影響を与えるだろうと注目を集める同取引所に期待したい。

 

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参考:Coinbase[Spend your crypto instantly with Coinbase Card]

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