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テザーの価値裏付けに疑念再び[裏付け資産の変更]

記事のポイント

  • 暗号通貨テザー、裏付け資産の変更
  • 関連会社を含む第三者に提供するローンの債権
  • テザーの価値裏付けに疑念再び

アメリカドルと連動するステーブルコインであることを主張し、これまでにその裏付けに様々な疑念が抱かれていたテザー(Tether/USDT)は、裏付け資産として「関連会社を含む第三者に提供するローンの債権」を新たに加えていたことが明らかとなった。

 

裏付け資産の変更

当初ステーブルコインであるテザーは「アメリカドルと11で連動する」と主張していた。しかし、連動させるということはテザーの発行元がそのテザー発行枚数に値するアメリカドルを有している必要がある。この発行元が本当にテザーを「11で連動させ、安定させる」アメリカドルを有しているのか、という点に関しては今までに多くの疑問の声が上がっていた。

そんな中で今回テザーは、「すべてのテザーは準備金に裏付けられている」と裏付け資産に対する規約の変更を行った。これはいままで問題視されていた「テザーはアメリカドルと11で担保されているのか」という疑念を認めるものであり、表記の中ではこの準備金には法定通貨や伝統的な資産、関連会社含む第三者のローンの債権も含まれていると記載されており、テザーの価値を裏付ける資産はどういったものなのか、正当性はあるのかという謎をさらに深める形となった。ただ、今回の規約変更では現在もテザーは100%資産によって裏付けがされている、ということが明記されており、これまではアメリカドルで100%担保されているとされていたものが、アメリカドルではない他の資産を含めて価値の裏付けをするという形になったということである。

  • ステーブルコイン Stablecoinはその名の通り、価格が安定したコインとなっている。法定通貨や資産を担保とし価値を担保しているものや他の暗号通貨と連動しているもの、スマートコントラクトで発行しているものなど様々な種類がある。暗号通貨の銀行口座を介さずに送金ができるメリットや法定通貨や資産と連動させることで暗号通貨と比較して価格が安定しているメリットと、法定通貨と暗号通貨の利点を併せ持ったものとなっている。

 

まとめ

ステーブルコインは暗号通貨の送金速度・取引記録が残るという点と伝統的な資産を裏付けとすることで、暗号通貨で問題視される価格変動リスクが抑えられるという大きな特徴があるため、世界的にも注目され研究開発・取引ともに活発になりつつあるものである。ただ、このステーブルコインの「担保」「裏付け資産」に関しては高い透明性が求められ、それらの資産が本当に存在するのか、公平な第三者による審査が必要だとされている。

 

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参考:Tether[http://web.archive.org/web/20190219054619/https:/tether.to/]

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