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ついに国内で公共料金ビットコイン払いが可能に

個人的にはもう少し時間がかかると思っていたニュースであるが、国内でビットコイン払いが実現するようだ。

 

 

ビットコインの利用者は、ここのところの経済不安も相まって世界的には急速な増加傾向にある。

 

しかし、比較的安定した通貨を持つ日本人には、一部の投資家、ギークを除いて興味の薄いものであるので、利用者はまだ伸びてこないだろう。

 

今後の10年、20年を想定するうえで円自体の信用が損なわれるタイミングがあり、それが同時に日本人にとっての仮想通貨への信頼が相対的に高まる時期だろうと私は思っているため、まさかここまで早く公共料金ビットコイン払いが実現するとは思っていなかった。

 

発送電分離が実現した時、多くの事業者が電力小売に参入した。まったくのスタートアップというところも多いが、特に目立ったのが、ガス会社、通信会社など、既にインフラ事業を展開している会社の参入だ。

 

東京ガス、昭和シェルをはじめ、auやソフトバンクなど、かなりの面々が並ぶ参入者の中で、今回ビットコイン払いを決めたのは、三ッ輪産業という会社である。東京でガス会社を営んでおり、電力小売に参入を決めた。

 

ガスは将来先細る傾向にある、電力に参入しよう。誰をターゲットにするか。そうだ、ビットコインを利用するような方々をターゲットに事業を展開しよう。では、支払はビットコイン払いにしよう。

 

実にうまいマーケティングだと思う。まず上手いなと思うのは、ビットコインユーザーおよび仮想通貨に関心をもつ人々という極めて限定的な方向付けをしているところ。ビットコインユーザーであれば、上手くすればマイニングに参入していて大きな電力消費を期待できる。

 

もうひとつが、まだ誰もそれを始めていないことだ。公共料金のビットコイン払いなど世界でもまだ例はほとんどない、今年の11月から始めますというのは、日本はもちろんのこと、世界でも話題を呼ぶに違いない。

 

事実、私は、このニュースをNHKの経済フロントラインで見た。朝日新聞も記事にしている。

 

広告効果は抜群である。大手メディアに大々的に取り上げられるだけでも、三ッ輪産業がビットコイン払いを始める意味はあったかもしれない。

 

この面白いガス会社はこれからもっといろいろな仮想通貨に対応してくれるのだろうか。

 

 

 

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