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マイニング事業のために電気窃盗[マイニング]

記事のポイント

  • ドイツ、盗電容疑で6人逮捕
  • 電気を盗んでマイニング事業を営む
  • マイニングのための盗電事件

ドイツでマイニングを行うために、30世帯分の電力を盗みマイニング事業を営んでいたとされる6人が逮捕された。こうしたマイニングに関連した事件は決して少なくないが、起きるたびに「マイニング=ウィルス・犯罪」といった誤認が広まっていくことが残念に思われる。

 

盗電で6人逮捕

2017年間からマイニング事業を行うために、盗電を行っていた6人がドイツで逮捕された。6人は約30世帯分の電力を盗みマイニングを行っており、電力会社は約2800万円の損害を受けたとされている。この電力盗難は元電力サービス企業の敷地内でいくつかのコンピュータが稼働しているのが発見されたことで発覚した。コンピュータにはマイニングのためのハードウェアが搭載されていた。

  • マイニング 暗号通貨のシステム、取引システムに参加し、取引データを追記する作業のことである。この作業を行うには膨大な計算を行う必要があり、演算装置・大量の電力が必要とされる。その代わりマイニングの報酬として新たに発行されたコインを得ることができる仕組みとなっている。報酬として新規コインを得られる仕組みとなっているため、同じ電力量を消費した際、コインの価格が下がっていれば収益は減り、上がれば収益は増えるという仕組みになっている。今回、市場が大幅に下落し、その状態が続いたことから、マイニング事業では収益を上げることが難しくなっており、マイニングすればするほど赤字になるという状態だった。

 

マイニングにおける盗電事件

こうしたマイニングのための盗電行為は多々報じられる。20184月にはロシアで、今回の事件と同じように、すでに廃業した工場の周辺で電気を無断利用し6000台以上のマイニング機を使用し数百万キロワットにも及ぶ電気代を支払わずに、マイニングを行っていたことが発覚した。同年5月には、ウクライナの国家警察地方本部に勤務している職員が、職場の電力を盗んで勤務中にマイニングを行っていたことが報じられた。また、同年6月には中国で、採算の取れないビットコイン(Bitcoin/BTC)のマイニング作業を続けるために、150MW(メガワット)もの電力を盗んでいたことが報じられていた。

マイニングではマイニングに必要な電気料金を以下に抑えて、利益を上げるかが事業継続において重要であり。電気料金の安い北欧や中国山岳部に企業は集中していた。しかしそれでもマイニングにはその機器の数量に応じて、莫大な電力が必要である。それを賄えないが、利益を上げたい者がこのような事件を起こしている。

 

まとめ

2018年からの価格下落でマイニング事業での利益確保は難易度を上げていた。そのためマイニング事業から撤退する企業や事業縮小を行う企業などが多く存在し、中小企業だけでなく大手企業も大きな影響を受けていた。そうした苦しい環境であることは確かなことであるが、こうしてマイニングに関連した事件が起きるたびに「マイニング=ウィルス・犯罪」といった誤認が広まっていくことが残念に思われる。

 
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参考:CoinTelegraph[Polizei-Großaufgebot hebt Bitcoin-Mininghöhle mit angezapften Stromanschlüssen aus]

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