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リップル社、シリーズBラウンドで新たに約56億円の資金を調達

サンフランシスコを拠点にブロックチェーン関連企業を運営するリップルが、出資者たちから新たに56億円の資金を調達したことがわかった。

 

リップルは、昨年にも約28億円の資金を調達しているため、今回の増資によって合計での調達資金は、ブロックチェーン関連の企業の中でもトップクラスになる。

 

ウォールストリートジャーナルによると、今回の増資に際しての新たな出資者は、スタンダード・チャータードやSBIホールディングス、アクセンチュアベンチャーズ、サイアム商業銀行のベンチャー部門にあたるSCBデジタルベンチャーズで、サンタンデール・イノベンチャーズなどは前回の資金調達に引き続き出資を行っている。

 

リップルの目的は、世界各国の金融ネットワークをブロックチェーンで結びつけ、海外送金の手続きなどを高速化することによって、国際的な資金移動に伴う時間的、金銭的なコストを削減することにある。

 

年間155億ドルもの資金が国境を飛び交うといわれる中で、このネットワークの完成は、金融各社に計り知れないメリットを生むことになるだろう。

 

実際、同社のネットワークには大手銀行が次々と参加を表明しており、今回の資金調達の際には、スタンダードチャータードやモントリオール銀行、みずほフィナンシャルグループ、ナショナルオーストラリア銀行、サイアム商業銀行、上海華瑞銀行など世界各国の銀行の参加が発表されている。

 

現在、リップルは外国間の資金移動の方法として、三つの方法を提案している。

 

一つ目は、元帳同士を接続し資金移動を行うための暗号エスクロー規格「インターレジャー」

 

二つ目が、リップルに技術ライセンスの提供を受けて資金移動を行う「リップルコネクト」

 

最後に、仮想通貨XPR(リップル)を利用する方法、これはビットコインと同じで送金の際に取引所を通し通貨をいったん仮想通貨に交換したうえで、引き出し先の通貨に交換する方法で、我々にもなじみが深い。

 

通貨のデジタル化は、金融各社にとって脅威となるとみられていたが、今はむしろ金融を助ける働きもあるのではないかと期待されている。テクノロジーが使い方次第で毒にも薬にもなる、というのはどうやら普遍的なことなのかもしれない。

 

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