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Binance、欧州市場へ[サポート地域に日本の名称]

記事のポイント

  • Binance,欧州市場へ参入
  • イギリスポンド・ユーロの取引可能に
  • サポート地域には日本の地域も
  • 2019年には各大陸に2つずつ開設」

世界的大手暗号通貨取引所Binanceは新たに欧州市場に進出し、ユーロとイギリスポンドでの取引提供を開始した。より取引の幅が広がり注目が集まっているのだが、それ以上にこのサービス提供国に「日本」が含まれていることに注目が集まっている。

 

Binance,サービス拡大へ

116日、世界的大手暗号通貨取引所であるBinance(バイナンス)は、新たにイギリスポンドとユーロでの取引を行うことのできるプラットフォーム、Binance Jerseyを立ち上げたことを発表した。この取引所はイギリスの王室属領であるものの、同国の法律政策は適用されないジャージー島に設立された。

すでに新規登録・入出金サービスが開始されており、本人確認(KYC)が完了した先着5000名の利用者に対しては20ユーロ(2,500)をプレゼントするキャンペーンが実施されている。同取引所は欧州とイギリスの利用者向けに以下の4ペアの取引を提供する。

  • BTC(ビットコイン)/GBP(イギリスポンド)
  • ETH(イーサリアム)/GBP
  • BTC(ビットコイン)/EUR(ユーロ)
  • ETH(イーサリアム)/EUR

イギリスのEU離脱問題や様々な問題が存在している欧州で暗号通貨取引を提供することは、暗号通貨への関心を高めることにつながるのではないかと期待される。特に欧州では最近暗号通貨関連の動きが活発になってきており、EUで統一した規制が必要なのではないかと規制の重要性が再確認されているため、Binanceのこの動きは欧州の暗号通貨に対する取り組みを活性化させるのではないかと期待される。

 

日本もサービス対象に

注目されているのはこのBinance Jerseyのサービス提供を行う58か国の中に日本が含まれていることである。通常であれば喜ばしいことではあるが、同取引所は20183月に「無登録で仮想通貨交換業を行う者」として金融庁から警告が行われている。そして今もなお、金融庁から「登録業者」としての認可が確認できない以上、今回のサービス提供国に日本を含めているのは手違い、何らかの誤表示ではないかとみられている。

Binance Jersey自体はBinance.comから独立した存在ではあるものの、日本で海外の交換業者が「仮想通貨交換業」の認可を得るにはまず日本国内で法人を設立する必要がある。そのため、現在日本でサービス提供を行っている海外業者Houbiは、日本法人設立・国内登録済み取引業者ビットトレードを買収しており、現在認可取得に動いているアメリカ取引業者のCoinbaseも日本法人を設立している。Binance に関しても日本法人設立をあきらめていないとされているが、現時点では認可を得ていないものであることには変わらない状況である。

 

Binanceの目標

20189月に開催されたCoindesk主催のカンファレンスの中で、BinanceCEOは全大陸での法定通貨建ての取引所設立を目標にしていると語り、2019年中に法定通貨と暗号通貨の取引所を各大陸に2つずつ設置したいと発言していたことから、今回の欧州進出・イギリスポンドとユーロのサポートはこの計画に沿ったものだと思われる。暗号通貨が認知されてきたとはいえ、世界の主流は法定通貨である。その法定通貨と暗号通貨の取引をもっと簡単に自由にできるようになることで、暗号通貨業界の発展は促進されていくだろうと考えていることから、同社は今後も法定通貨の取り扱いを増やしていくことが予想される。

 


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