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Rippleを中心とした企業の動き[xRapidとxCurrent]

記事のポイント

  • EEB銀行として初めてXRPを利用
  • 第一四半期にXRPを利用し国際送金へ
  • 今後80か国にxRapidでのサービス展開予定

RippleNetへの加盟だけではなく、RippleNet加盟企業によるRippleを中心とした動きが活発になってきている。

 

金融機関の利用

18日に発表された世界初となる銀行の暗号通貨リップル(Ripple/XRP)利用に注目が集まっている。またそれだけでなく、この銀行として初めてXRPを利用するEuro Exim Bank(EEB)はこの第一四半期に、xRapidを展開するだけでなく、80か国以上に拡大する予定であることをあきらかにしているため、より高い関心が寄せられている。

現在RippleNetに加盟した企業は200社以上存在しており、xRapid導入・導入予定企業は9社も存在しているが、銀行としてXRPを利用するのはEEBが初となる。まだ法規制が不透明な国・地域が存在しているものの、数多く存在する銀行がRippleNetに加盟しているということは事実であり、このEEBの動きは他の銀行の動きを促進させるものとなることが予想される。「銀行はRippleを利用しない」「XRPを利用するのは無理がある」という意見があるのも確かではあるが、全く関心も利用する考えもない銀行がわざわざ加盟する意味はない。

また、RippleNetの金融機関採用が進むことを考慮し、同ネットワーク内での健全で効率的な利用を促すための規制策定委員会、RippleNet委員会は「銀行」が中心となって発足されていることからも、銀行が利用を前提に準備を進めていることがわかる。RippleNet委員会メンバーは以下の通りである。

 

xRapidxCurrentの違い

こうした金融機関の動きを見ても「xCurrentは利用されてもxRapidは利用さてない」とかたくなに否定される方もいるが、そもそもxCurrentxRapidではやっていることが大きく異なる。これらの技術の大きな違いとして「XRPを利用するか、しないか」が挙げられるだけであって、違いはそれ以外にある。

  • xCurrent  RippleNet上で通信を行う2者間(E2E)での送金状況の追跡や分析、メッセージングも可能になる技術。銀行間取引における送金情報・送金指示を相互に通信でき、現在の送金問題としてある指示ミスによる送金ミスや送金中に資金を見失ってしまうという事態を防ぐことに貢献する。
  • xRapid 銀行が取引所などを利用してXRPで送金し、その後法定通貨と変換するものであり、実際に資金の移動を行う技術。現在の送金では、ただ資金を移動させるだけでなく、外貨と交換するために外貨を準備・管理する必要があり、そのコストから対応できる銀行は限られており、非常に手間のかかるものになっている。xRapidではXRPで相手に送金し、相手がその通貨に変換すれば完了と非常に手間のかからない効率的なものになっている。特に暗号通貨で送金するため瞬時に送金が完了し、コストも抑えられるものとなっている。

このようにやっていることは大きく異なりXRPを利用しているかどうかだけの違いではない。決してxCurrentを利用しているからxRapidは利用しないとは言い切れないのである。また規制が厳しいとされている中国では、暗号通貨そのものが禁止されているわけではなく、xCurrentを利用している同国決済企業も存在している。

 

まとめ

XRPの利用は一部の金融機関にとどまるかもしれないし、多くの金融機関が利用するかもしれない。様々な見方があり、意見があるのはもちろんだが、技術同様その企業が何をなそうとして、どのような取り組みを行っているのか、ということを理解したうえで行う必要がある。まだ新しい技術・新しい分野であり、誤謬を犯す可能性も十分あるからこそ、頭ごなしに否定せず、情報を集めていくことが必要だろう。

 


 

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