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「フォーク」の再定義、混乱防止なるか

記事のポイント

  • Ethereum創設者Vitalik Buterin氏用語の再定義
  • チェーンが分岐しない更新は「アップグレード」
  • チェーンが分岐する仕様更新は「フォーク」

イーサリアム(Ethereum/ETH)の創設者であるVitalik Buterin氏はTwitterで、ブロックチェーン用語の再定義を促した。これはETHの予定しているコンスタンティノープルの適用で、市場が混乱することを予想して、それを軽減させるためのものであるとみられる。

 

「フォーク」の再定義

イーサリアム(Ethereum/ETH)創設者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏は110日、自身のTwitterでハードフォークとアップグレードに違いについて説明し、ブロックチェーン用語の再定義を促した。

同氏は「コンスタンティノープルのようなチェーンが分岐しないものは、Zcashがこれまでアップグレードという言葉を利用していたように、フォークではなく、ネットワーク・アップグレードと呼ぶべきだ。」とした。同氏はチェーンが2つ以上に分岐し、初めて「フォーク」という言葉を使うべきだという見解を述べた。

これはETH117日に予定している「コンスタンティノープル」という大型アップグレードで混乱を招かないための対策ともとれる。

 

「フォーク」とは

「フォーク」という言葉は暗号通貨やソフトウェア開発などでは「分岐」というニュアンスで用いられる単語である。これまで暗号通貨ではこの開発前と後で相互互換性を持たない新しい仕様のコインに分岐することを「ハードフォーク」と呼んでいた。つまりハードフォークを行うと更新前と更新後とで異なるコインとなり、2種のコインが誕生することとなる。その一方で、フォークを行っても更新前のしようと相互互換性を維持しつつ新しい仕組みも適用する場合は「ソフトフォーク」と呼ばれていた。

117日に予定されているETHのコンスタンティノープルでは、既存のブロックとの相互互換性はなくなるため、従来の考えで言うと「ハードフォーク」となる。しかし、この使用更新では、変更前と変更後とでチェーンが分岐し新たなコインが誕生するわけではないため、「フォーク(分岐)」とは言えない。

この「フォーク」という単語から曲解や誤解を招き、様々な混乱を招く可能性があるとして、同氏は上記のような用語の再定義を提案したのではないかとみられる。ただ、こうして仕様更新はアップグレード、コインが2つ以上に分岐するものはフォークと表現したほうがわかりやすく、誤解を招きにくくなるのではないかとみられる。

 

まとめ

この「アップグレード」と「フォーク」の定義はわかりやすく、余計な混乱を生み出すことを防止するのに役立つのではないだろうか。ソフトフォークとハードフォークよりもわかりやすくなっているため、本サイトでも今後は「アップグレード」「フォーク」を利用していく。

 


 

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