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下落の影響受け、マイナー撤退相次ぐ[Bitmainは訴訟]

記事のポイント

  • 価格下落で撤退相次ぐマイニング業
  • BitmainBCHのハードフォーク巡る訴訟

暗号通貨市場の下落で、マイニング業界は大きな打撃を受けている。利益が上がらないどころか、マイニングすればするほど赤字になる現状から、体力のない中小企業や個人マイナーの撤退が起きている。

 

揺れるマイニング業界

暗号通貨市場の下落基調が続き、マイナーは利益を上げられず、マイニングの停止や撤退を余儀なくされている。

  • マイニングとは 暗号通貨のシステム、取引システムに参加し、取引データを追記する作業のことである。このマイニング作業を行うもののことをマイナーと呼ぶ。

 マイニング作業は膨大な計算能力が必要となっており、その計算を解くために多くの電力を消費する。そのため多くのマイナー、マイニング企業は電気料金の安い地域に集中する。マイニングをするために装置を動かしていれば、新たなコインを獲得することもできるが、電気料金もかかる。暗号通貨の価格が上昇すれば、電気料金は固定のため、収益をより上げることができるが、価格が下落すれば電気料金は固定のため収益を上げることは難しくなる。そして今現在では、マイニングすればするほど赤字になってしまう状況となっている。

そういったことからマイナーはマイニングの停止・撤退を余儀なくされている。中小マイニング企業には、すでにマイニング機器の売却を行っているところも存在する。

 

Bitmainの訴訟

また、世界大手マイニング企業であるBitmainはビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)のハードフォークでBCHのネットワーク支配を企てていたとして、United American Corpに訴訟を起こされている。

United American Corp社はこの訴訟でBitmainのほかBitcoin.comKrakenも訴えている。すでにBitmainBCHのハードフォークへの加担や新規株式公開(IPO)の不透明さ、集団訴訟が行われていることなどから、注目が集まっている。

 

まとめ

マイナーの撤退で、危惧されるのはPoW系コインの51%攻撃のリスクが上昇するということである。

PoWではノードの多数決で承認した合意形成で台帳への記録が行われており、参加者が多ければ多数決で自分に都合のいいように操作するのは難しいため、マイニングに携わる人が多ければ多いほど、偏った承認は行われずに、透明性のある承認ができるようになっている。しかし、マイナーが減れば当然、悪意ある攻撃者が多数決の多数を占める難易度は低くなり、自身にとって都合のいい取引を成立させることも可能となってしまう。この価格低下で51%攻撃が頻発しないことを願う。

 


参考:United 

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