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イスラム開発銀行、ブロックチェーンへの取り組み

記事のポイント

  • イスラム諸国の銀行でブロックチェーンの取り組み
  • スタートアップ企業と連携し開発

イスラム開発銀行が銀行間の流動性管理改善と効率向上のため、ブロックチェーン開発に取り組む。厳しい戒律によって、利便性向上が難しかったイスラム金融も大きく変化していく。

 

システム開発

1129日、イスラム開発銀行(IsDB)は、チュニジアのスタートアップ企業と提携し、銀行間ブロックチェーン開発を行うことを明らかにした。

  • イスラム開発銀行(Islamic Development Bank/IsDB)とは イスラム諸国機構(OIC)加盟国の金融・人材開発・経済協力の促進・イスラム金融の拡大を通して、貧富の差解消を主目的とした専門機関であり、56か国が加盟している。イスラム教の法律、シャリーアに準拠したイスラム金融の中心となっている。

シャリーア法に準拠したイスラム金融は、それ以外の金融と異なり様々なことが制限されており、利便性の低さが問題となっている。他の金融機関と協力しようとも、その金融機関がイスラム教に準拠していなければならないなどとハードルが高いため、難しい状況にあるが、今回の取り組みでイスラム金融の中で独自に利便性が向上されると期待されている。

 

イスラム金融(Islamic Finance)

イスラム金融では、金利・利息が禁じられ、取引相手もイスラム教で禁じられている事業(ギャンブル・豚肉・アルコール等)に関わっていないことが求められる。イスラム教徒の人口増加やイスラム教国家の経済成長、オイルマネーの流入などから、イスラム金融は急速に成長しており、そのことから注目を集めている。しかしながら上記のように厳しい競技が存在するため、イスラム金融への参入は非常に魅力的であるものの、ハードルの高いものとなっている。

暗号通貨は投機色が強いため、このイスラム教の中で違法であるとするところが多い。ただ、イスラム法の認可を受けた暗号通貨ステラ(XKM)やイスラム教国家と協力関係にあるRippleなども存在している。

  

 

まとめ

今回の開発でIsDBはイスラム金融機関の流動性管理を改善、効率性を向上させることが目的としている。様々な禁止事項があるため、複雑で利便性が優先できない状態だったが、この取り組みでイスラム金融は大きく改善されるのだろう。


参考:IsDB  

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