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取引量急増、注目集まるファクトム(FCT)とは?

記事のポイント
  • ファクトム(FCT)とは
  • 前週比90%

BCHのハードフォークの影響を受け暗号通貨市場は乱高下している中で、暗号通貨リップル(Ripple/XRP)やファクトム(Factoid/FCT)に注目が集まっている。FCTを取り扱っている国内取引所はみなし業者であるコインチェックのみとなっているが、今後の活躍によっては国内取引所でも扱うところは増えていくのではないかと期待されている。

【追記】今回のFCT取引量増加は、提携が行われたこととコインチェックでのFCT取引開始のための保有量確保のための影響ではないかとみられている。

 

ファクトムとは

ファクトムとはブロックチェーン技術を利用することで書類や記録を分散的に管理・追跡できるデータ管理を目的として開発されたものであり、分散型のデータ認証プロトコルとなっている。これを利用するに必要な通貨がFactoid/FCTとなる。

この技術はブロックチェーン技術の耐改竄性に着目されたものであり、データの紛失や盗難などのリスクから守ることが可能となっている。同プロジェクトを利用することで、記録はいつでも確認でき、記録管理のコストも格段に下がり、記録証明を行う第三者機関の必要もなくなるため膨大な量の個人情報・記録を扱う企業にとっては大変魅力的なものとなっているのだ。分散し管理することでデータ破損などによるデータの紛失リスクがなくなり、誰かが中央管理者となって管理するわけではないため、手軽に情報の確認が行えるようになる。

 

  • Factom Harmony 住宅とローンに関する情報を一括保存・管理が可能
  • dLoc 書類の情報をQRコード・バーコードで読み込むことで閲覧することができる。書類で管理する必要がなくなるため、管理コストが大幅に削減することができる。特に紙で情報管理が行われている医療での活躍が期待されているものとなっている。

 

 

FCTの取引量増加

Factoid/FCTBCHのハードフォークで相場は乱高下していたのにもかかわらず、取引量が増加し、価格も上昇傾向にあった。BCHPoWとは異なるアルゴリズムを採用している通貨に注目が集まったということもあるが、理由としては以下のものが挙げられる。

 

  • Altisourceとの提携 1114日、Factomはアメリカ大手不動産販売会社のAltisource傘下のソフトウェア企業Equatorと提携し、住宅・ローンに関する情報を一括に保存・管理が可能なFactomの製品「Factom Harmony」をEquator社のEquator®PROへ統合することが発表された。

  • Microsoftとの技術提携 1117日、FactomMicrosoftと技術提携を行うことが同プロジェクトのリーダーであるNiels Klomp氏のツイートによって明らかとなった。詳細については、1129日に予定されているミートアップにて説明が行われるとされている。

  • マイニングが存在しない FactomはコンセンサスアルゴリズムとしてProof of Existense(PoE)を採用しており、分散されたノードによるマイニング(ビットコインのようなもの)は存在しない。そのためBCH騒動で懸念されているようなPoWにおける問題は存在しない。

個人間で利用するというよりも、企業や機関が利用するイメージがわくものであり、今後のブロックチェーン技術活躍の基盤となるものではないかと期待が集まっている。

 

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