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イーサリアム、発生した損害に対しハードフォークを投票にて決定

約一か月前に発生したTHE DAOのハッキングであるが、トークンホルダーの投票によりハードフォークを行うことを決定した。

 

 

順風満帆にサービスを拡大してきたTHE DAOに暗雲が立ち込めたのは6月のことだった。

 

不可解な取引により仮想通貨のETH(イーサ)が大量に移動されていたことが発覚したのだ。

 

後の発表では、ソフトウェアのバグをついて、60億円以上(事件前の価値にして)ものイーサが持ち出されてしまったとのことだった。

 

そして、その損害に対して、ソフトウェアの全面的な作り変え(ハードフォーク)を行うか、既存のソフトウェアの更新によって対応する(ソフトフォーク)か意見が分かれていた。

 

投票では97パーセントもの支持率を得て、ハードフォークが行われることが決定した。

 

ソフトウェアを全面的に変更することで持ち出されたイーサに対しての互換性を失わせることができる。

 

イーサリアム・ファンデーションはCNNの取材に対し「ハードフォークへの移行がうまくいけば、イーサリアムは有事の際の安全装置を備えているということを示すことができるだろう」と述べている。

 

「資金盗難に関するスマートコントラクトを用いたロック期間があったことでスマートコントラクトの安全性を図らずも証明する結果となった、もうひとつ、ビットコインとの違いは、イーサリアムがただの仮想通貨としてでなくプラットフォームとして機能している点である。十分な合意形成がなされれば、システムを改変することもできるということである。」

 

最近、仮想通貨プラットフォームや取引所に関するハッキングが相次いでいる。

 

人的災害に対して、セーフガードを備えなければ、仮想通貨の世界を生き残ることはできないのかもしれない。

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