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日本・ブラジル間の送金にRipple社の技術[三菱UFJ銀行が覚書]

記事のポイント

  • 三菱UFJ銀行、ブラジルの銀行と覚書を締結
  • 日本・ブラジル間の国際送金にRipple社の技術を活用
  • CBINSIGHTSThe Fintech250Ripple社ランクイン

日本のメガバンクの1つである三菱UFJ銀行が、Ripple社が提供する技術を活用した国際送金システムの開発について、南米大手のブラデスコ銀行と覚書を締結した。RippleNet拡大とともに、Ripple社の技術は確実に「国際送金システム」の軸として採用され始めている。

 

国際送金での活躍

株式会社三菱UFJ銀行は、Banco Bradesco S.A.(以下、ブラデスコ銀行)との間で、日本・ブラジル間における新たな国際送金の開発に関する協力を目的とした覚書を締結したことを119日発表した。

ブラデスコ銀行は南米を代表する総合金融グループであり、ブラジルでは4大銀行の1つとして名を馳せている。三菱UFJ銀行の前身である旧三和銀行が1973年に出資して以来、40年以上も提携関係を構築してきた銀行でもある。両行では20179月からFintech分野における協力を目的とした覚書を締結している。

今回の覚書はRipple社が提供する技術を活用し、利便性・安全性・透明性に優れた日本・ブラジル間の国際送金の実用化・商用化に向けて研究開発・検討を進めていく目的で締結された。 

 

注目されるRipple社とは

Ripple社は金融機関取引、特に国際送金の利便性向上に注力した送金ソフトウェアを開発する企業であり、GoogleなどのIT企業が出資していることやトランプ政権とも関係を築いていることから今注目されているフィンテック新企業である。既にアメリカのJPモルガン、PNC銀行やクウェート国立銀行、サウジアラビア国立商業銀行等が同社のネットワークシステム、RippleNetに加盟しており、国内では三菱UFJ銀行をはじめとするメガバンクの三井住友やみずほ、住信SBIネット銀行などが加盟している。

 

The Fintech250にランクイン

スタートアップ企業などの動向調査・分析を行うCBINSIGHTSは、今年で2回目となるソフトウェアと技術を駆使して金融サービス業界の変革に挑むフィンテック分野のスタートアップ企業250社のランキング、The Fintech250を発表した。

4,000社にも上る企業の中から、事業モデルや健全性、成長余地などで250社に絞られたものであるが、Ripple社はその1社に選ばれた。下の画像の左上に位置する「MOBILE WALLETS &REMITTANCES(モバイルウォレットと送金)」の部門で選出されている。(画像はCBINSIGHTS より)

金融サービス業界は大きく変化しており、その中で重要な役割を果たすと期待されているのが、このThe Fintech250に選出された企業である。ブロックチェーン部門ではbitFlyerや先日話題となったBitPesa(ビットペサ)なども選出されている。

 

 

参考:日経新聞 三菱UFJ銀行 CBINSIGHTS 

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