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6,000台以上が被害、マイニングマルウェア[採用担当者装い]

記事のポイント

  • マイニングマルウェア、6000台以上が被害
  • サイバー攻撃の主流はマイニングマルウェアと詐欺メール
  • 対策

サイバー攻撃の現在の主流は、被害者に気づかれにくく効率的に稼げるマルウェアや詐欺メールとなっている。その中でマイニングマルウェアは最適のものであり、2018年第一四半期のMcAfee報告書によると、仮想通貨マイニングマルウェアの増加率は脅威的な629%増を記録している。

 

マイニングマルウェアの被害

韓国で暗号通貨のマイニングマルウェアに6,000台が感染し、被害にあった。既に犯人される5人は118日に逮捕されている。

犯人とみられる5人は地元の大企業に応募しようとする求職者のメールアドレスを入手したのち、採用エージェントや企業の採用担当者を装い、32435通ものメールを送っていた。そのメールにはマイニングマルウェアを仕込んでおり、メールを開くとインストールされるようになっていた。被害者らは実際に企業に応募していたため、メールが届いた際に担当者からのメールだと思い、メールを開いてしまった。その結果、6,000台以上ものパソコンがマルウェアに感染してしまった。

ただ、幸いなことにほとんどのマルウェアはウイルス対策ソフトなどによって削除され、サイバーセキュリティ企業が迅速に対応したため、被害はそれほど甚大なものにはならなかった。

 

サイバー対策

2017年に流行したランサムウェア(身代金要求型)のような被害にあっていることを気付かせるウイルスは影を潜め、今では気付かれにくく効率的に資金を稼げるウイルスが主流となってきている。その中心となっているのがマイニングマルウェアやビジネスメール詐欺である。警視庁でもこれらの被害を確認しており、注意喚起を行っている。

マイニングマルウェアもビジネスメール詐欺も、従来のものより検知が難しくなっていることから確認の徹底、体制強化のほかにウイルス対策を常に最新に保つことなどが求められている。

ただマイニングマルウェアは検知が難しく、起動していても多少動作が重くなる程度であるため、多くの被害者は回線不良か機器の不調と考え、ウイルスのせいだとは気付かない状況にある。こうしたマルウェアの感染を避けるには、第一として動画や漫画の無断転載・違法アップロードを行っているようなサイトにはアクセスしないことが挙げられる。ただ、健全なサイトであっても、サイト自体が乗っ取られておりウイルスが仕込まれている可能性もあるため、万全のものではない。

 

参考:警視庁  ITmeia

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