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出口詐欺が疑われる取引所[BTCとLTCの返還は不可能]

記事のポイント
  • カナダの暗号通貨取引所が全資産を流失
  • 全資産が流失したため補償も営業を続けることもできないとして閉鎖を告知
  • 資金持ち逃げ疑惑も
  • 本人確認を導入していた同取引所

9月に大規模な変更を行い利便性が向上したことから、利用者からは期待が集まっていたカナダの暗号通貨取引所MapleChangeはハッキングによって全資産を流失し、業務続行・保証は不可能であることを報告した。しかしハッキングの連絡を行った後に様々なSNSが削除されたこと、その処理が速かったことから顧客の資産持ち逃げ詐欺ではないかとみられている。

 

持ち逃げ詐欺が疑われる取引所

カナダの暗号通貨取引所、MapleChange(メープルチェンジ)ハッキングにより全資産を失い、サイトを乗っ取られたと報告した。このハッキングにより同取引所は顧客への補償もできず、業務を続けることもできないとして取引所を閉鎖すると告知した。この報告を行ったのち公式サイトやFacebook、テレグラムなどのすべてのSNSが削除され、顧客はこの件に関しての連絡手段を失った状況にある。

ハッキングによって全資産を流失したために、顧客への補償ができない・業務を続けられないというのは理解できるが、それによって公式サイトやテレグラムまで削除するのは不可解だ。またハッキング報告から、これらの作業を行うのが速すぎるということなどから、顧客の資金を持ち逃げする「exits scam」出口詐欺ではないかとみられている。

同取引所は9大規模な変更を行っていたため、これによってハッカーに狙われるような欠陥ができ、今回の事件が起きたのではないかともみられている。

現在同取引所は以下のように「BTCLTCは返済できないが、ほかの資金は返金できるよう最善を尽くす」として新たにDiscordを作成して対応を行っているように見えたが、リンクは既に切れており見せかけのものとなっていた。

 

事件の起きた取引所の利用者は約1000人、24種の取引ペアを扱うものの取引高は3万ドルほどの取引所であったため、大規模なハッキング事件とはみられていない。しかし同取引所が本人確認を導入していたことから、今回の事件が詐欺だった場合、利用者にはさらなる危険が潜んでいる可能性がある。

 

取引所のリスク

上記の事件が詐欺と確定したわけではないが、少しでもこうした被害にあうのを避けるために、各政府の認可を受けた取引所を利用するほうがよさそうだ。また認可を受けたか確認できないような取引所は避けるべきだ。日本国内では認可を受けた取引所は金融庁で確認することが可能だ。ただ、認可を受けている取引所であっても、安全が保障されているわけではない。

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