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国内取引所、健全化へ着実に進む[BITPoint・bitbank]

記事のポイント

  • BITPoint、情報セキュリティ格付けAを取得
  • BitbankICORatingで国内1位のセキュリティ評価?
  • 変化する取引所の体制

 国内認可済みの取引所であるBITPointは情報セキュリティ会社の格付けで「A」の評価を受け、bitbankはICORatihgの調査で100点満点中59点で22位を獲得した。bitFlyer・bitbankでは体制改善の取り組みも行われており、国内の取引所健全化に少しずつ近づいているのではないだろうか。

 

BITPoint

株式会社リミックスポイントの子会社であるビットポイントジャパンは、1011日に情報セキュリティ格付け会社である株式会社アイ・エス・レーティングの情報格付けで「A」の評価を受けた。BITPointは国内登録済み取引所であり、知名度は低いもののセキュリティ性の高さから高い信頼を得ている。サービス開始以来一度もサーバー停止がなく、ハッキング被害も存在しない。

今回格付け審査を行ったアイ・エス・レーティングは金融庁が認可済み業者に対し行政処分を下し、投資家の不安が高まっている状況を受け、第三者として公正な立場で格付けを行い公表することを10月11日から開始した。この格付けは7段階評価であり、以下が格付けの対象となった。

  • 仮想通貨交換サービス運用管理部門
  • コンプライアンス部
  • マーケティング部
  • システム管理部
  • 業務部
  • トレーディング部
  • カスタマーサービス部

「A」の評価になった理由として

「情報セキュリティ管理態勢強化の進捗実施状況に関するお知らせ」をホームページに公表したように「情報セキュリティ管理態勢」「サイバーセキュリティ管理態勢」「利用者に関する情報管理態勢」「苦情等への対処」等を重点テーマとして具体的な対策をはじめ、経営管理体制の強化に努めている。

とし金融証券情報を扱う業務に必要とされる一定の水準を満たしているとされた。(最高標準「AAA」は防衛関連・重要インフラに求められるセキュリティで、金融・証券として求められる水準は「A」以上だとされている。)

ただ、サイバー攻撃は日々変容しており、これに対応できる継続的な改善プロセスが必要とされ、さらに管理策強化を行うべきだというこという評価が下されている。

 

Bitbank

国内登録交換業者であるビットバンク株式会社が運営する取引所bitbankICORatingの取引セキュリティレポートで国内1位の評価を受けたと発表した。

この取引量の多い上位100位の取引所の中でbitbank100点満点中59点を獲得し22位の評価を受けている。bitFlyer37位、Zaif89位と比べると高い評価となっている。しかし対象が「取引量が1100万ドル以上」の取引所となっており、この3つの取引所しか対象になっていない。たしかに対象となっているbitFlyerZaifbitbankの中では1番の評価を受けているが、国内すべての取引所が対象でもないのに、「国内でNo.1の評価」と大々的にするのは少し誤解を生む表現ではないだろうか。もちろん、世界中の取引所100社を対象としている中で22位を獲得しているのは事実であり、賞賛されるものではある。

ただ、同社は以前受けた業務改善命令から経営管理体制の構築を目的に、新たに社外取締役を選任し、経営の改善に努めてもいる。

 

 

参考:株式会社リミックスポイント 株式会社アイ・エス・レーティング ビットバンク株式会社 ICORating

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