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世界貿易機構、Ripple社とIOTAに注目

記事のポイント

  • 世界貿易機関が「Rippleが世界を変えうる」と評価
  • 世界貿易機関(WTO)とは
  • 報告書の内容は「デジタル化が貿易に及ぼす影響」
  • Ripple・IOTA

世界貿易機関(WTO)103日に公表した報告書「World Trade Report2018」の中でデジタル化が貿易にどのような影響を及ぼすのか、ブロックチェーンシステムは国際貿易を含めた世界の金融システムにどのような影響があるのかを述べた。そのなかでRipple社が世界金融に大きな影響を及ぼす可能性があるとした。

 

世界貿易機関(WTO)とは

WTOとは199511日に設立され、貿易に関する様々な国際ルールを策定すると同時に、貿易に関する問題解決の取り組みを行っている国際機関である。以下の任務を行っている。

  • WTO設立協定及び多角的貿易協定の実施・運用
  • 多角的貿易関係に関する交渉の場及びその実施の枠組みの提供
  • 紛争解決了解の運用
  • 貿易政策検討制度の運用
  • 国際通貨基金(IMF)、世界銀行及びその関連機関との協力

第二次世界大戦を起こした一つの要因に、不況後の各国の保護貿易政策に動いたことがあげられるため、このWTOでは貿易の多角化・自由化のためのルールが策定されている。

 

World Trade Report2018の内容

そんな国際機関が公表した236ページの報告書では、技術を国際貿易にどのように適応させるか、これからのデジタル化にどう向き合っていくか、デジタル化が貿易にどのように影響するか、などについて述べたものとなっている。その中で、ブロックチェーンのような技術によって金融システムと同じようにコスト削減・利便性向上といった恩恵を受けられるとしている。その中でビットコイン(Bitcoin/BTC)とイーサリアム(Ethereum/ETH)の違い、など特定の暗号通貨やプロジェクトに関しても言及している。特に注目されたのはRipple社の分散型台帳技術によるプラットフォームとIOTAだ。

Ripple社の国際送金技術は、金融機関が資金を動かす方法を根本的に変えることができるとし、「Ripple社の国際貿易を含む世界の金融システムに多大な影響を及ぼす可能性がある」と高い評価をしている。実際に同社の送金で取引にわずか数秒しかかからず、手数料もわずかなものとなっている。そのうえXRPを利用したxRapidでは外貨為替取引のための外貨を準備しておく必要もなくなる。

 

またIOTAはブロックチェーン技術とは異なるDAGというシステムを活用していること方注目を集めていた。分散型台帳技術の中で最もよく知られているのはビットコインで活用されているブロックチェーンだが、このDAGではブロックサイズの問題や取引速度の問題が解決できる技術として注目を集めている。

 

WTOのこの報告書は目新しいものではなく、新技術がどのように利用され、どのような効果があるのかを確認し、貿易にどう影響を及ぼすのかといったものだった。しかし、これは国際的な機関もこうした報告書を作成するほど関心が高まっていることの証拠である。実際に貿易に関しては各国で動きがあり、世界関税機構(WCO)も既存の世界共通ルールの改正検討が行われている。

 


参考:WTO 外務省 Captainaltcoin.com THE DAILY HODL  

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