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AIzenコインとは?[質問コーナー]

記事のポイント

  • AIzenコインとは
  • AIzenコインは詐欺
  • ・日本の法律

コインの森をご愛読いただき誠にありがとうございます。新たな質問が寄せられたので、回答させていただきます。コインの森では問い合わせからいつでも無料相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。今回の質問は以下のものになります。

AIzenについて調べてほしい」

結論から申し上げますとこのAIzenプルジェクトは詐欺です。理由としましては運営会社が不明であること、ホワイトペーパーが未公開であること、トークン購入に紹介者が必要であることからです。もし、購入を迷って相談をされたのであれば購入せずに、すでに購入してしまっているのであれば消費者庁・消費者センター・警察などの機関にご相談してください。

 

AIzen(アイゼン)コインとは

同コインは「愛」と「善」を理念にし、世界の貧困問題を解決するためのプロジェクトであり、Ethereum上で発行されているとされています。特定の国や事業にとらわれず、様々なプロジェクトを行っていくとし、下記のプロジェクトを明らかにしています。

  • マスターカードの代理店と提携完了
  • 宝くじサービス運営企業と提携
  • カジノ業界・ゲーム業界への参入

貧困問題を解決としているのに、そうした団体との提携ではなく、カジノやゲーム・宝くじといった投機的な事業へ力を入れているのは不思議ですね。また、プロジェクトや開発者を説明する公式サイトはICO開始から1年が経とうとしているのにもかかわらず「Coming Soon」しかなく、何の情報も得られない状況となっています。またプロジェクトの信頼度を高めているマスターカードとの提携がありますが、マスターカードCEOは「暗号通貨はジャンク」と発言しており、暗号通貨のアンチとして有名です。暗号通貨の高い匿名性・価格変動率から「法的な価値もなく、交換手段とみなされる価値がない」ともしています。そんな企業が決済手段として採用するのか、採用したとしてなんの公式発表もないのは不思議ですね。

さらにICOが優良かどうかを見極めるに重要なホワイトペーパーが公開されていません。これではこのコインがどのような技術を使い、どのような開発が行われるのかさえも不明です。さらにICO開催期間も201711月から20191月と長期のものとなっています。そのうえこのICOに参加するには紹介者から紹介される必要があり、販売会社や公式サイトで直接購入することはできなくなっています(そもそも運営会社が不明)。つまりセミナーなどでの販売が主な手段となっています。

 

日本の現在の法律

日本では現在暗号通貨には改正資金決済法が適応されており、交換業を行うには金融庁・財務局の認可が必要となっています。交換業とは「暗号通貨と法定通貨、または暗号通貨同士の交換」や「交換の際に利用者の金銭や暗号通貨を管理する業務」のことを指します。例え国外で認可を受けている業者であっても、日本で交換業を行うには金融庁・財務局からの認可が必要となっています。つまり、認可を受けずに日本営業を行っているのは日本法規制外の存在であるということになっています。そしてこの登録には株式会社であること、資本金額が1000万円以上であること、純資産がマイナスでないことなどの一定要件を満たす必要があります。またICOも資金決済法や金融商品取引等の規制対象となっております。ICOにおいて発行される一定のトークンは資金決済法上の仮想通貨に該当し、その交換等を業として行う事業者は、内閣総理大臣(各財務局)への登録が必要になります。登録なしにこうした事業を行った場合は刑事罰の対象となります。

 

まとめ

まずそもそも発行元・運営会社が不明な時点で、このICOは認可を受けているかどうか確かめられない状況にあります。認可を受け事業を行うものが、わざわざ事業者名を秘匿にする必要はないので、このICO事業者は違法に販売を行っているとみて問題ないでしょう。さらに販売方法としても、紹介者を必要とする形であり、紹介者は購入額に応じて報酬を得るということからねずみ講、無限連鎖講であり、違法行為となっています。ICOであるのにもかかわらずホワイトペーパーが未公開、Ethereum上で発行されているのに日本円での購入と怪しい点はいくつもありますが、それ以前に販売事業者・販売方法から違法のものとなっています。

以上の点からAIzenコインのICOには手を出さないのがよいかと思われます。

参考:https://aizenholdings.io/  aizen-coin.com/

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