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SWIFTにxCurrentもしくはxRapid採用の可能性⁇

記事のポイント
  • SWIFTxCurrentxRapidを採用?

 現在の国際送金システムSWIFTRipple社の国際送金システムxRapidを利用する可能性が報じられている。SWIFTxCurrentまたはxRapidを利用するためのAPIを構築しているという。

SWIFTの国際送金システム

 SWIFTGPIRipple社のxCurrentではE2Eのメッセージ機能や取引の追跡など、機能に類似点があるとみられているが、送金コスト・送金測出で大きな違いがあり、xCurrentのほうがより利便性が高いものだと評価されている。SWIFTGPIでの送金も従来の数日かかる国際送金と比較すれば幾分か利便性は向上したように思われる。しかしながらたった数秒で、従来のコストを7割削減することが可能なRipple社のシステムには敵わない。

Ripple社の国際送金システム
  •  xCurrentとは暗号通貨リップル(Ripple/XRP)を利用せずに利用できる企業・法人向けの送金技術となっている。PippleNet上で通信を行う2者間(E2E)での送金状況の追跡や分析、メッセージングも可能になっている。このxCurrentに利用されているInter ledger Protocol(ILP)異なる送金ネットワーク間でも取引ができるようにするもので、異なる通貨・異なる銀行でも素早い送金が可能となる。従来の銀行では国際送金は大きな銀行でしか行えなかったため手数料も高く、取引を特定の銀行が行っていたために決済処理も遅かったが、このxCurrentを利用することで銀行は簡単に国際送金も含めた送金作業が素早く行えるようになる。
  • xRapidとは暗号通貨リップル(Ripple/XRP)を利用した送金システムとなっている。現在の国際送金では日本銀行から日本円をアメリカの銀行へドルとして送る場合、取引を行う日本とアメリカの銀行、双方が円とドルを所有している必要がある。つまりある程度外貨を扱っている銀行でなければ国際送金はできないのだ。しかしこのxRapidではこうした日本円やドルといった法定通貨の代わりに暗号通貨、XRPを用いて送金を行う。現在XRP20種以上の法定通貨と交換することが可能であり、XRPさえあればある程度の国際送金が可能となる。実際にMercuryFXCuallixCatalyst Corporate Federal Credit Unionで商用利用が行われている。

実際にRippleNetには40か国以上、6大陸で加盟されており、送金業者だけでなくサウジアラビア国立商業銀行やクウェート国立銀行、インド大手のコタック・マヒンドラ銀行、三菱UFJ銀行なども加盟している。さらに先日開催されたRipple社主催のSWELLではブラジルとサウジアラビアの中央銀行も参加していた。もはや各金融機関・送金業者がRippleNetに加盟しxCurrentxRapidを利用する環境は整っており、実際に活用している。これらの状況から、SWIFTRipple社のxCurrentxRapidを利用する可能性も決してないわけではないのではないかと思われる。

Ripple社のマーカス・トリーシャ氏は以前「Ripple社とSWIFTの戦いには2つの結果しかないRipple社が速さを担当しSWIFTが他の部分を担うといった住み分けか、それともRippleが選ばれてSWIFTが消えるかだ」と発言していることからも、協力という線もないわけではない。

参考:coinnounce


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